子どもの詩集たいようのおなら

子供の言葉 ★★★★☆

教員をなさっていた灰谷健次郎さんの作品は以前に読んだ事があり、その時は大人の目で読む作品でした。今回は子供の素直な詩をまとめてあり子供の発想をそのまま読むことで、思わず笑ってしまったり
感心したり驚いたりと、今の子供達もこんな事を書く事が出来るだろうかと思いながらもほのぼのとさせられました。

大切な人にプレゼントしたくなるような「いい」詩集 ★★★★★

この本にある詩を読んでいると、どんなときでも心が休まる。
ほかのどんな励ましのメッセージよりも。
それはこどもたちが、
「うまくかいてやろう」とかいう邪念みたいなものが
一切ない詩だからだろう。
だからこの詩をみて、プレッシャーを感じずに、
ないたり、わらったり、せつない気持ちになったりできるのだろう。

ただひとつ大変残念なのは、
灰谷健二郎氏のコメントが非常に蛇足。
もう墨で塗りつぶしたいくらい蛇足。
なぜならばコメントをみたあとで詩をみると、
灰谷氏の解釈でどうしてもその詩を捉えてしまうところがあるから
（と思うのは私だけかもしれませんが）。

自然と・・・ ★★★★★

この詩集を読んでいると笑顔と元気が沸いてくる、
と同時に涙もあふれてくる。
子供たちの素晴らしい感性に触れ、自分自身の心がつき動かされる。
忙しい毎日の中でふと足を止めて、この詩集を何度も読み返したい。

いつの時代も子供は詩の天才。 ★★★★★

字のかけない年の子から小学校低学年くらいまでの子どもたちの、素直で、かわいい詩集です。
おとなたちが忘れてしまった、小さな、でもとても大事な気持ちがたくさんつまっています。ときどき、「ドキっ」とさせられるのです。

子供の感受性を感じる本 ★★★★★

子どもの詩集 たいようのおなら