この文庫に収録されている「オクトパス・ガーデン」に救われる。
影響をうけてビートルズを買った。
タコさんのお庭に、行きたいね…
連載当時は、ものすごくはまっていた。今読んでも、はまる面白さ。
読み直したくて、もう3回も買いなおしをしている。
同じく連載当時は、暗い とか 病気漫画 とか いろいろ言われたが、どれだけ人間の真相に迫っているか、主人公たちそして、それを取り囲む人々のの台詞にそれが現れている。とにかくたかが漫画と思っていいると、その台詞の意味や多さに驚いてしまう。
なにより、漫画史上、最初で最後だと思うのだが、一頁、丸々台詞 と言うページ。多くの読者が衝撃を受けたと思う。これは編集の方も大きな賭けだったのかとも思ったが、それを許すだけの人気があった証であろう。
とにかく、読んで欲しい作品である。
三原順の急逝を惜しみながら。