インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

はみだしっ子 (第6巻) (白泉社文庫)

価格: ¥905
カテゴリ: 文庫
ブランド: 白泉社
Amazon.co.jpで確認
忘れられない ★★★★★
傑作、と言われる漫画はたくさんありますが、はみだしっ子は、私にとって、そして多くの人にとっても特別な作品です。
いつも意識しているわけではないけれど、ずっと胸の深いところに沈んでいるような。

当時の雑誌連載での最終回には呆然としました。よく解らない。あまり希望を感じさせない終わり方だったので。

なにか釈然としないまま、しばらくして夢を見ました。夢の中で、あのラストが、ああ、そういうことだったんだ、と
ぼやけていたものが急にピントがあうように、はっきり見えたんです。

でも、起きてみると何が答えだったのか思い出せない。でも夢の中では完全に腑に落ちていた感覚がある。
きっと、私のいちばん深いところでわかっているんだな、とあの不思議なラストとともに忘れられない作品になりました。
今じゃみんなおまえのものになったよ! ★★★★★
↑この台詞の時のグレアムの笑顔が好きです。優しい顔だ。

さあ最終巻。「つれて行って」他、番外編が収録されています。
賛否両論の最終話…みたいな評価をネットで読みましたが、「賛」があった事が意外(笑)。ええ、「否」ですよ。
「読者に考えさせる終わり方」なんて大嫌い、「これからグレアム(マックス)どうなるの」なんて終わり方認めない、
私は「そして皆幸せに過ごしました」って確実に解るシーンやエピソードや台詞を、自分の脳内妄想ではなく、三原順の絵と台詞で読みたかったんだあああ〜(ToT)
グレアムの本編最後のシーンには、「再生」のイメージが浮かびはしたけど。
「つれて行って」と呟くグレアムに対し、
「ボクはここだよ!ここにいるよ」と叫ぶサーニンがいる様で、安心できなくもないけど。
北極でも南極でも無く、この人間の溢れた地上で、クークーになる事も無くグレアムは生き続ける。そう願うけど。

ただ今迄と同じ様にJやPや残り三人と接するグレアムも想像出来なくて…。
やはりグレアムはJに告白した事で、何かが変わってしまったと思う…。

ああ5時になったのに…。どうなったんだ…。

余談。F.Bが自分の望む事を頼んでくれると思ってたグレアムはやはり幼い。いきなり子供に訪ねてこられて、あんな申し出されたって、そりゃFじゃなくたって困る。
とはいえFが常識的な人で本当に良かった…。Fの望みによっては、最悪の終わり方になる所だった…
何も言う事はないのだけれど ★★★★★
胸がしめつけられるような終幕を迎える「はみだしっ子」。

この文庫に収録されている「オクトパス・ガーデン」に救われる。
影響をうけてビートルズを買った。
タコさんのお庭に、行きたいね…

要約すると、「馬鹿は死ななきゃなおらない」。「はみだしっ子」最終巻 ★★★★★
「はみだしっ子」の最終巻である。

連載当時は、ものすごくはまっていた。今読んでも、はまる面白さ。
読み直したくて、もう3回も買いなおしをしている。

同じく連載当時は、暗い とか 病気漫画 とか いろいろ言われたが、どれだけ人間の真相に迫っているか、主人公たちそして、それを取り囲む人々のの台詞にそれが現れている。とにかくたかが漫画と思っていいると、その台詞の意味や多さに驚いてしまう。

なにより、漫画史上、最初で最後だと思うのだが、一頁、丸々台詞 と言うページ。多くの読者が衝撃を受けたと思う。これは編集の方も大きな賭けだったのかとも思ったが、それを許すだけの人気があった証であろう。

とにかく、読んで欲しい作品である。
三原順の急逝を惜しみながら。