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少年探偵団―少年探偵 (ポプラ文庫クラシック)

価格: ¥567
カテゴリ: 文庫
ブランド: ポプラ社
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始めて読んだ小説です ★★★★☆
夏休みの読書感想文のために読みました。
父の勧めで読みました。
古い表現もあり何度か意味を聞きましたが、楽しく読めました。
マンガしか読んだことのない僕が、最後まで興味を持って読めました。
懐かしいシリーズ ★★★★★
しかし、懐かしい。解説で乙一氏も書いていたが、自分も小学生の頃、探偵団を同級生たちと結成して、町の悪者を探し回っていた。もちろん、悪者を捕まえたことはなかったが、空地に基地を作り、そこを本拠地にして、自転車で町中を走り回り、怪しげな空家に忍び込んだりしてた。
子どもにとってはすごい冒険だったなぁ。おもちゃの少年探偵団セット(バッチとか手帳とか)を持って、秘密の合言葉を作ったりしてた。
この本も内容というよりも、そのころの思い出がよみがえってくるところがいい。
衝撃的な結末だったけど、あのあと二十面相はどうなったんだっけ?覚えてない。
次は横溝正史の全少年物を! ★★★★★
まだ旧版と比較していないので100%信用するのは早計だが、全く意味の無い言葉狩りによる改悪をせず、昭和30年代のままの内容で手軽な文庫化するという今回のポプラ社の方針にはとりあえず拍手を送りたい。あの頃改版時に挿絵画家が変わっている巻もあるようで、例えば本作『少年探偵団』は初代の柳瀬茂だが私が昔買った時は山内秀一だった。そういう意外な楽しみもあってか、このシリーズ売れ行き好調のよう。

この勢いに乗って、乱歩と並ぶ探小の巨人横溝正史の少年物全復刻を是非とも要望する。乱歩と違って正史の少年物はかなり入手難で、山村正夫によって主人公を金田一耕助に書き換えられてしまった作品もある(朝日ソノラマ・角川文庫版)。真に我々が欲するのはオリジナルの装丁とテキスト。販売的にも今ポプラ社が正史を復刻する意味は乱歩以上にある筈だ。先年同社より刊行された『仮面城』『大迷宮』『金色の魔術師』はほとんど大人向けのような素晴らしい解説等を付けながら、語句改変・マンガのようなカバー・挿絵に落胆し購入を控えたファンは多かった。ニーズが多いのだから今度こそポプラ社には期待したい。

最後に、本シリーズ末尾のエッセイの人選はもっと慎重に。喜国雅彦のような古本荒らしが探偵小説に顔を突っ込むのはホントに勘弁してほしい。
少年探偵団の実力発揮 ★★★★★
1巻の最後に結成された少年探偵団がこの作品では大活躍です。
小林少年の機転に驚かされますが、怪人二十面相の逃走劇も見物です。
この作品には今では差別用語ともとれる表現が使われています。
出版社はできるだけその当時の背景を大事にしたようで作品最後の
注釈でも触れていますが、言葉ひとつとっても自由な表現が許された当時が垣間見れて
懐かしい気分になります。手直しせずに出版したポプラ社に拍手を送りたいです。
乙一氏の子供の感想文のようなあとがきを読めば、彼もまたこの旧版での少年
探偵団シリーズを待ち望んだ1人なのだなということはわかります。


昭和40年代に小中学生だったみなさん、懐かしいですよ ★★★★★
 もう少し上の世代に人には、光文社の少年探偵団シリーズが懐かしいと感じるのでしょうが、私にとっての少年探偵団は、このポプラ社のものです。当時の表紙・挿絵がそのままに文庫化されました。大好きだった柳瀬茂さんの挿絵も目次の上のカットも当時のままだと思われます。確か、裏表紙にあったトランシーバーを使う小林少年のカットが表紙の折り返しの所に来ていることぐらいが違いかも。しかし、これを今の子が見たらでっかい携帯電話だと思うでしょうね。それにしても、乙一さんの解説(というか感想文?)、なんとかならないかなぁ。なにがいいたいのやら……。ちょいと世代が遅すぎたのではないでしょうか。中高生の感想文のような内容です。同時に買った、松本清張短編集の島田荘司さんらの格調の高い解説と比べてしまった私がいけないのでしょうか。