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ずっとそばに… (レインボーえほん)

価格: ¥1,365
カテゴリ: 大型本
ブランド: 岩崎書店
Amazon.co.jpで確認
こどもにわかる環境問題 ★★★★★
この本は本屋さんで見つけた環境問題についてのわかりやすい絵本です。

親御さんも読みやすく、子供たちに説明しやすい本。子供にとっても、聞きやすくなっとくしやすい本だと思います。

でも、普通の大人むけやお姉ちゃんお兄ちゃんむけのように、人間に説教じゃなく、しっかりと子供向けにつくられた説教くさくない絵本であることが、とてもうれしくおもってお薦めします。


実際、里におりて来るくまさん達のことも考えられる絵本で、うまくお母さん(お父さん)が小さい子に説明できる絵本だと思います。

絵がまず親しみ深くかわいい作者独特の絵で、それは昔から私の好きな絵であります。

それから、くまさんが自分の子でなく親をなくしてしまった他の動物さんの子供を育てるっていうのもいいと思いました。しかも複数の動物さん…。

人間の世界でいろんな人の子供をって言うのは、なかなか難しいですよね!
人間の世界とは違う動物さんの子育ての世界が書かれています。


撃たれるところですが’ズドーン’というちょとこの本にない書式で描いてありますが、そこは親の力の見せどころで作者の言いたい事を伝えてあげてほしいです。

絵本で血が見えるのはちょっと”え!”と思う方も見えると思いますが、私も今までそう思いましたが今回のこの本に関しては、血の色もちゃんと選んでくれてあって子供にみせても嫌味のない色になっているのではないかなぁ〜と思いますが、どうでしょう。


動物は昔から親がなくなると子供もだめだよってよく言われていますが、人間世界も一緒ですよね。

ここでは、動物がくまさんがなくなったことによって自分たちにしてくれたよねってことでそれでただひたすらそういうこと考えながらいるってシーンも、子供にいろいろ説明できるのでいいなと思って、なんか読みながら感心できる本でした。

あなたの感想も、聞かせて下さいませ。
泣きました! ★★★★★
最初から最後まで号泣でした。
「かみさま、どうか・・」このラストのことばが
胸に響きます。
泣ける絵本 ★★★★★
2歳7カ月の娘が表紙を見て気に入って購入した本です。
店頭での購入で、ビニールがかかっており中を見ずに購入しました。
いもとようこさんの絵は私も娘も大好きです。
寝る前の読み聞かせに開いたのですが、
山里におりることを禁じたクマさん自身が、動物の子供たちのために
食料を得るため山里におりて撃たれてしまう…
一人になるさみしさを知っているクマさんが、
他の子供たちのために身を呈して山里へおりる姿には
声が震えました。
娘にはまだわからない部分もありますが
親が感動する本にはきっと共感してくれるのでは、と。
こちらのほかに娘のお気に入りは同じくいもとようこさんの
「おいもをどうぞ」です。
どちらの本も、やさしいいもとようこさんの絵に
やさしい内容の本です。
せつなくあたたかい ★★★★★
昨日本屋で見ました。読みました。

まさか絵本でこのような内容のものがあるとは思いもしませんでした。

・・が、子供を思う親のこころ、子供は今はわからないかもしれない。
自分が親になった時に始めて気づく事ではないでしょうか。

100人以上いたあの本屋で、読んでる間は僕の中が無音になりました。
命の大切さを問い、人間と動物の共存を問う美しく切ない絵本 ★★★★★
 幼い頃、両親を人間につかまえられて失ったくまさんは、森のうさぎやりす、きつねの孤児たちを大切に育てていました。自分の子どものように世話をして、寝るときも抱っこして、決して、ひとりぼっちにはさせませんでした。ひとりぼっちがどんなにさびしいかを誰よりもよく知っていたからです。
 
 ある年の冬、山の木の実が全く実らず、食べ物が手に入らず、森の子どもたちがどんどん弱っていきました。子どもたちのために決心して人間の住む里に下りていったくまさんは、農家の庭先の柿の実をとりました。そのとき・・・

 森の動物の子どもたちを守ろうとするくまさんのやさしさ。
 そして、息絶えたくまさんを見放さない森の動物の子ども達のやさしさ。
 人間が山里に住むようになって、山奥へと追いやられた動物達。
 くまさんの両親を殺したのも、くまさんを殺したのも人間。

 ほのぼのとした絵の世界の中に、動物たちのやさしさと動物たちが置かれている過酷な環境が描き出され、人間の残酷さが浮き彫りにされます。また、どんな過酷な環境であっても「ずっとそばに」居てくれる存在があれば幸せです。それは、森の動物たちも私たち人間も同じでしょう。絵本の最後に添えられた作者のあとがきにも深く共感しました。絵本のストーリーを通して、幼い子どもたちの心にも作者のメッセージが確かに届くことでしょう。

 「ねこの絵本」「そばのはなさいたひ」でボローニャ国際児童図書展エルバ賞2年連続受賞、「いもとようこうたの絵本 1」で同展グラフィック賞受賞した作者ならではの力量が感じられる美しく切ない絵本です。幼い子どもたちに向けて書かれた絵本ですが、読み終えたとき、一人の大人として、かけがえのない命、かけがえのない存在について問うことを促されました。