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ふしぎの時間割 (偕成社おたのしみクラブ)

価格: ¥1,050
カテゴリ: 単行本
ブランド: 偕成社
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大人も楽しく読めます。 ★★★★☆
最近怖い本ばかりを選んで読んでいる息子。この本も書評にちょっと怖いとかいてあったので一緒に読んでみました。

内容はすべて学校の中で起こる出来事。ちょっと怖い話や、ふしぎな話、心が温まる話がいろいろつまっています。

私がいい話だなと思ったものが、意外と子どもにとっては怖く感じたり・・。

どれも身近で起こりそうなふしぎな話でした。

文字も大きめで読みやすいので、2年生ぐらいからでも読めるかと思います。

大人が読んでも面白いです。
パーフェクト。 ★★★★★
岡田純が大好きだ。『扉のむこうの物語』も『雨やどりはすべり台の下で』も『星もぐらサンジの伝説』も『竜退治の騎士になる方法』も『フングリ・コングリ』も…全部好きだ。
でも、この連作集『ふしぎの時間割』がいちばん好き。
岡田純をまず一冊、なら『2分間の冒険』をオススメするけど、これが最高だと思うんだ。

とにかく上手い。スキがない。でも安易にお涙ちょうだいすることにテレたりして。
お話の上手なおじさんの、最高に面白くて不思議なお話がぎゅっと詰まっている。
特に「1時間目・ピータイルねこ」の職人的ともいえる語り方ときたら!

岡田先生に図工を教えられる小学生がうらやましい。
ふしぎなのにほっとする。 ★★★★★
この本の中でいちばん大好きなのが、1時間目にあるピータイルねこ
です。「トイレ以外どこにも一人ではいけない」ほど引っ込み思案だ
ったみどりちゃんが、自分の名前と同じ緑のピータイルと黒いねこの
おかげで、保険室までたどりつく様は、ものすごく爽快感がありまし
た。ふしぎながらも読書の後味がとてもよい本で大好きです。
夢があってリアルな、あたたかい童話 ★★★★★
短編集で、文字が大きく、漢字には読み仮名がふってあります。挿絵も多いので、小学3年生くらいの年齢なら、スラスラ楽しく読めると思います。
作者の岡田淳さんは、小学校の図工の先生なのだそうです。素朴でかわいい丁寧な挿絵も、作者さん自身によるものです。

身近なものを題材にしていらっしゃるからでしょうか。描写がとても自然で、現実感があります。もし私が現役小学生だったのなら、読み終わったあと「自分の周りでも何か不思議なことが起こってるのかも……」と、こっそり百葉箱を見に行ったりしていたかもしれません。

大人が読むと、きっと懐かしさに頬がゆるみます。

子どもの頃流行ったオモチャや歌が出てくる、といったことではなくて、子ども時代の、感情の動きを思い出すというか追体験してしまうというか。「ああ、うん。そうだった」と、やさしい気持ちが込み上げてくるのです。
オトナがコドモ向けに書いた、コドモの気持ち……という感じがしないのです。素晴らしいと思います。

岡田淳さんの書かれるお話は、『こそあどの森』シリーズのような、まったくのファンタジーも面白いです。
けれども、小学生をとりまく日常から、ちょっとだけ離れたところにある「不思議な出来事」を見せてくれる、この本や、『二分間の冒険』『扉のむこうの物語』など作品に、より強い魅力を感じます。