どんぐり裁判
★★★★★
小林敏也さんのライフワーク、
画本宮澤賢治シリーズの1冊。
少し文章が長い(音読で約15分)のと、難しい言葉があるせいか、
我が家の次男はちょっと挫折。
6年生になったら国語の教科書で宮澤賢治特集もあるので、
読めるようになるかな?
私は中1の時に文庫本で親しんだのですが、
この絵なら、どんぐりたちの騒々しさや山猫の威厳なども丁寧に描かれ、満足です。
絵の制作は山猫通信社、とあります。
やはり山猫への思い入れを感じます。
この山猫、とても迫力ありますもの。
もちろん、どんぐりたちも。
一郎に山猫から裁判の助っ人を頼むはがきが届きます。
一郎が出かけると、裁判は、無数のどんぐりたちの優劣の判定。
一郎は見事な判決を下します。
やはり童話の古典だけに、力強いものを感じます。
どんぐり、満喫してくださいませ。