雲書房
★★★★★
こういうお仕事があるのを初めて知りました。亡くなった方が何日も経ってから発見されるような凄惨な現場。そこでも誰かがやらないわけにはいかないことがあります。一人暮らしの家族とは連絡し合うこと、年をとったら身の回りの持ち物は整理して数を減らしておくことが大切ですね。
黒コギ商店
★★★☆☆
図書館にあったので読みました。う~ん、とてもリアルで悲しい内容だったので全部読めませんでした。本当にいろいろな人がいて、いろいろな人生があると思いました。
生き活き通信2
★★★★★
ブログを元にかかれている本で、かんたんに読めます。
孤独死した人の部屋、殺人現場、自殺の現場、すごい嗜好の人の遺品整理・・・など、人生の裏側が垣間見られます。これらを人が住める状態まで復元するってすごいな。
天国に行く人のお引越しの手伝い・・・なんて綺麗なものじゃないけれど、自分が天に召される時のことを考えてしまいました。
モノは持っていけないよ~。
クマさんの徒然読書日記
★★★★☆
遺品整理のプロが見た死の現場。この本では遺品整理屋である著者の印象に残ったいくつかの出来事が紹介されています。孤独死、自殺、殺人、中でも孤独死や自殺など発見が遅れた現場は凄惨を極めるといいます。また、故人の親族との不仲や遺品受け取り拒否など様々な事情が故人の死の状況とともに語られており、著者の誠実な対応とプロとしての仕事に対する態度には好感がもてました。死は誰にでも等しく訪れるものです。そして死についても時代によって状況も変わってきているようです。孤独死や自殺は現代社会の家族の様相や人間関係の希薄さを浮き彫りにしているようにも思えます。この本は著者のブログの単行本化ということもあり、短くまとめられたこれらの話が46話収録されており、読みやすい内容となっています。
璃緒那の本の情報局
★★★★☆
これは非常に興味深い話です。遺品整理屋とありますが、実際には死んだ人の遺品整理だけではなく、死んだ現場の掃除の方が逆にメインの仕事のようで、世の中に孤独死していく人はたくさんいるんだなぁ~と改めて感じました。一人でも平気で生きてる人はたくさんいるけど、死んだ後の事も考えてないと結局は他人に多大な迷惑をかけてしまうんだ、とただの他人事とは思えないので考えさせられます。