経験者には良本
★★★★☆
まず世界史初学者には向いていない。 詳しい流れなどは省略されているので、“最低限”の知識を持った上で買うのが望ましい。 “最低限”とは、受験生ならセンター過去問で常に6割以上取れる程度。 タテを完璧にしたらセンターで8割以上は堅い。 赤シートが付いているが、それは別冊専用。 メインの方の文字は青色なので付属の赤シートでの暗記はできない。暗記をするつもりなら緑マーカーやチェックテープを用意しておくこと。 センターレベルではない難しい語句も出てくるので、センターレベルかどうかの判断がつかない人は余計なことを覚える可能性がある。 よって、単語を見てレベルの判断がつかない人は、(まだまだ勉強が足りていないので)買わない方がいい。 世界史Bを学ぶときに頭がゴチャゴチャになるのは、地域と年代を完全に把握できていないという場合が多いが、この本は地域史、各国史の一つ一つを流れにそって、まとめて見て行くので、まさしくタテの流れを正しく理解できる。 しかしヨコの関係は、ほとんどカットされているので、最近の世界史の出題傾向を考えるとタテだけでは少し不十分。 よって揃えてヨコを買うのが望ましい。 タテもヨコも完璧にすれば、センターなら満点は決して難しくないだろう。 ある程度の知識を持った上で購入するつもりならオススメの参考書です。
効率良く暗記できる。
★★★★☆
タテ ヨコ 両方かったんですが圧倒的にタテをやりました。教科書だとなかなか頭に入ってこなかったんですがまとまっていて非常に取り組みやすかったです 欠けているところもあるので、そこは教科書と一問一答で理解しました。
わかりやすい。
★★★☆☆
私はこれを補助的に使っています。
メインに使うには内容が浅すぎると思うので。
でもタテの流れを理解するには非常に役に立ちました。
特に東南アジアや東欧は教科書を読んでも理解できなかったのですが、
これのおかげでスッキリわかりました。
教科書を超えたレベルの用語がチラホラと出てくるのですがこれは難関志望者向けなんですかね?
太字や青字になっている用語を山川の世界史B用語集で引いてみても載っていないことが多いんです。
2006年に発行されたものだから古いんでしょうか?
それとも難関校ではよく問われるものなんでしょうか?
わかる方いましたら教えて下さい。
これはテーマ史です
★★★★★
各国史の参考書だと誤解している方が大勢いるが、この本は通史を終えた後に『ヨコから見る世界史』『タテ×ヨコから見る世界史問題集』とともにテーマ史として取り組む本である。地図や覚え方、早慶に対応する詳細な情報まで含まれていて、充実した内容である。
各国史をお望みの方は山川出版の
流れが分かる各国別・地域別世界史Bの整理
を薦める。
薄くてとっつきやすい
★★★★★
これなら世界史が苦手な人や初めての人でも半日で読み終えることが出来ると思います。『ヨコ』も読めば理解が深まります。受験生だけでなく、世界史を思い出したい大学生等にも非常にお勧めです。