言霊の国としての辞書
★★★★☆
小学館辞書編集部が選ぶ残したい日本語の辞書
内容は
・日本の色
浅葱色(あさぎいろ)や江戸紫(えどむらさき)など名前だけは聞いているが
実際の色を口絵で載っています。
・後生に残したい日本語
懐かしい日本語を2100語載っています。
・自然の言葉
雨、風、雲、雪、空など自然に関係ある言葉
・擬態語
ぱらぱらなど擬態語、擬音語が載っています
ひいて使う辞書ではなく、読んで楽しむ辞書ですが、
確かにいい言葉がならんでいるなぁと思います。
少し残念なのは、何故その言葉が残したいのかの熱い思いが
薄いのと、清明などの少し難しい言葉が載っていないことです。
それでも、厳選された2100語は確かに日本人として
知ってほしいなぁと思う言葉なので、もっておいて確認すべき
本ではないかと思います。