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初級ラテン語入門

価格: ¥3,835
カテゴリ: 単行本
ブランド: 白水社
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わかりやすい ★★★★★
あまり需要がないせいもあってか、数も少なければ体裁(印字や装丁)もとっつきにくそうな物が多いラテン語教科書の中にあって、
本書は印字こそ古めかしいものの、読みやすくわかりやすいラテン語入門書です。
ローマ帝国で使われて、現在のフランス語、イタリア語、スペイン語などの祖先となっているラテン語。
am, pmなど私たちが普段使う語にも入ってきています。本書はヨーロッパにおいて長く共通語、学術語、
カトリック教会の言語として使われることにもなったラテン語の初級文法を解説します。
入門書であり、分厚くもないので、あらゆる文法事項を網羅しているわけではありません。
しかし、用法や概念などの解説も詳しく、「フランス語だとこうだ」等、英語以外の他の外国語に頼る解説もありません。
文法を表と例文(和訳つき)と文章で丁寧に解説した後、練習問題がついています。問題は難しすぎず、
巻末に解答もついているため、自学自習することができるのが本書の最大の特徴の一つです。
全体は34課から成りますが、数課ごとに読章が設けられ、平易で同じ単語の繰り返しが多く初心者には読みやすい読み物があります。
文法をほんの少しやっただけでラテン語が読めているような気持ちになり、学習意欲を促進してくれます。
格の順番は主、属ではなく主、対のほうをとっています。巻末にはミニ辞書のような形で単語集があるほか、
註も詳しく練習問題解答と読章の和訳もあり、例文も和訳つきなので、本書を学ぶだけならば辞書がなくてもOKです。
ひとりで学ぶことができる、初心者の立場に立って書かれた入門書です。
1年生にベストのテキストです ★★★★★
『チェコ語の入門』の千野先生が、勉強のはじめには小さな辞書を使っ
たほうがよい、と書いてましたが、学習書もはじめは、シンプルなもの
がよいと思います。
後ろに700語ほどの単語集がのっています。
はじめに、文字、発音などごくベーシックなことをおえたら、さっそく
Julia puella parva est.Prope oram maritimam habitat.Roma est ---
という具合に、比較的ながい読み物になり、おわりまで、続きます。
文章を読みながら、単語と構文と文法を学ぶ仕掛けになっています。
全体に、すっきりした、レイアウトで、物語が面白く、さいごまで、半
月ほどで読めます。
新学期にラテン語を始めた1年生にぴったりです。
まったくのラテン語初心者の私も読めます ★★★★★
まったくのラテン語初心者で、英語・仏語ともに
グラマーを毛嫌いしている私でも、無理なく読めます。
色んな本を書店でみましたが、どれもめげてしまいそうな見た目で、
ラテン語はじめるのをやめようかとも考えましたが、
この本を見つけられて良かったです。この本は、
読みやすいように、長音のものには印がついているのも

初心者にはいいと思います。(本当はついていないものらしいですが)
だんだんと、読み進めるうちに長音がどういうときにつくのか、
そういうものが感覚として養われてきている気がします。
例題をといていても、徐々に上達しはじめていることが分かるので
充実感を感じます。
内容も体形的で、読み書きともに入門書としてはベストではないかしら。

ラテン語の入門用におすすめ ★★★★★
何らかの言語を学び始めてみようと思ったときに一番大切なことはやたらに詳しく、分厚い参考書は買わないようにすることである。語学の入門書は厚くなく-たとえそれが文法書としての機能を十二分には果たしていなくとも-とにかくその言語についての大体のイメージがつかむことができるような、ごくごく簡単で分かりやすいものが良いとされる。そういった意味で本書は「ラテン語」という一見難解のイメージを持たれている言語の入門書としては最も適当であるといえる。全34課のうち11課は「読み物」に充てられていて、前に学習した文法の確認が出来るようなもので、しかもラテン語の文章を読んでいるという満足感が味わえる内容になっている。あまりつっこんだ文法は書かれていないが、それは入門書として当然のことであり、また必然でもある。文法書にありがちな、文章がぎっしり詰まっていて見にくいと言った不都合は見られない。白水社の数ある語学書の中でもとくに優れた作品であると言える。