初級の文法書を読むには読んだレベルです。
　ここでの評価が高かったので、購入に至りました。
　このコンパクトさ、値段、そして内容の濃さには脱帽です。
　残念ながら習得までは至りませんが、読んでいるだけでも楽しめる本（私だけ？）です。

とても良い参考書だと思います。

初心者から中級まで、広い学習層に役立つと思います。

大切な部分は、黒いインクに青い網かけで、目立つように書かれていますし、
少しハイレベルの記述は、青インクでなされており、メリハリがある感じです。
以前は、緑のインクを使っていましたが、青になって、さらに見やすくなりました。

ドイツ語の綴りでも、日本語の文法用語でも引ける索引が付いています。
たとえば、「jemand」という単語を引けば、それが「不定代名詞」の範疇に
入っていることがすぐわかり、文法用語について学習することも出来ます。
また、それまでに得た文法知識を、頭の中で整理するのにも適しています。

造語、配語についての記述もあり、
「どうして、こういう語順になるのか？」という疑問にも答えてくれます。

白水社の語学参考書は、内容が優れているものが多いですが、
コンパクトにまとめることで、使いにくくなっているものが時々あります。
しかし、この参考書ではまったくそういうことはありません。

新正書法にも、対応しています。

ドイツ語に携わる人、ドイツ語を愛する人は持っていていい参考書だと思います。

ドイツ語文法の教科書を一応終了した人に強く勧めます。ドイツ語文法が要領よくまとめられています。青色カラーも太文字も非常に効果的に使われています。末尾の不規則変化動詞表も、私がいままで見た中では一番見やすいです。私にとって、いろいろな独文を読むとき最強の助っ人は、この本と新現代独和辞典（三修社）です。ドイツ語の文章を読むときにはこれらをそぐそばに置いておいて、はてなと思ったら、すぐにぱらぱらとめくって確認します。あえて改善点を挙げるならば、索引の改良でしょうか。索引が詳しくなると本の厚みが増してしまうのは困りますが。

　現在学生ですが，ドイツ語は今年初めてだったので既習者に追いつく為にまとまった文法書を探していたところ，ドイツの大学に留学が決まっている友達からこの本を薦められました。
　実際に使用してみると，手放せなくなります。ポケットサイズですが，文法辞典として，講義の補完，細かな疑問点の解決などの使用に十分耐え得ると感じました。入門レベルから中・上級レベルまで長く使えるのではないでしょうか。鞄の中に入れてもかさばらない点も，講義などに携行する機会の多い学生にとっては非常にありがたいです。

ある程度ドイツ語文法を勉強した後に手元に持ちたい本です。文法の説明に慣れないうちは、小難しい本に見えると思いますが、慣れた後は重宝します。2色刷りで、重要かつ基本的な内容は強調されており見やすいです。それ以上に特徴的なのは、「中級以前の学習者には高度すぎる内容」を省略せずに、調子を弱めて(薄い青字で)ちゃんと書いてあることです。時間の余裕があるときはこの薄い字の個所も読むのですが、なかなか面白い発見があります。