・日本語発想の英語:"by the way" や "do my best"を、日本語の「ところで」「最善を尽くす」と同じ感覚で使っている等、日本人同士の英語プレゼンテーションなら問題ないだろうが、英語のネイティブには誤解を与える使用法が見受けられる。
・質疑応答セッションやビジュアルエイドへの言及が不十分:これらは英語のプレゼンテーションでは、非常に重要な要素である。表現例中心の本とはいえ、ビジュアルエイドや質疑応答に関連する表現をもっと入れるなどの配慮がほしい。
全体として、「日本人が英語のプレゼンテーションのルールをなぞって、原稿を書いてみました」のレベルになってしまっているのが惜しまれる。