一つの舞台をそれぞれのキャラクターを主人公にして主観で体験、追体験できるつくりが面白い。
同じ文章を読むのは退屈してしまうかもしれないが、精緻にできていて作り手のアイデアの世界に身をうずめることができた。

時間表を追って、奇想天外なエンディングにもたどり着けることがあり、やはり面白さがところどころに光る。

かまいたち1は良作でしたが
どちらかと言えば
かまいたち2の「とんでも」な
設定に魅了された者です。

今作も2の舞台を活用した作品ですが
ユーザにとっては面倒なだけの
ザッピングシステムに狼狽し
最初のプレイで嫌になり中断、
その後2年間放置していました。

最近になり「せっかく買ったんだし」
という思いから少しだけ攻略法を
カンニングしつつエンディングまで
進めましたが
結局、残ったのは徒労間感のみ。

シナリオについての感想は
★1の皆さんに概ね賛同しますので
詳しくは記しませんが
犯人が判明した後の
香山氏のシナリオは
いくらなんでもユーザを
バカにしているとしか思えません。
ゲームですから、
これまでは多少の「トンデモ」なら
笑って許容してきましたが
今作の香山シナリオには失笑を通り越して
怒りさえ覚えました。
別シナリオにすべきです。

1,2の熱烈な好ファンでも
この作品だけは絶対に買わない方が良いです。
事故に会います。

　１、２とプレイしてきましたが、今作はとても難しく感じました。

　ＳＦＣ時代は、これくらい難しかったですが、最近のかまいたちシリーズ
には恒例のフローチャートがなくなってしまいました。それで時間軸が代わり
にでたのですが、自分が今どこにいるか分からなくなり結構難しかったです。

　やはり醍醐味は「金のしおり」にたどりつくことなので、バッドエンドを埋める
のは作業的になり、今回の試みからするともったいないなと感じました。

　しかし、やはりかまいたちの夜完結。最後は感激で涙がでるエンディングでした。
そこが唯一の救いでした。

　これから『かまいたちの夜』をする方は、本筋だけでいいのであれば、１，２を買わなく
てもこれ一つで楽しめるのでおすすめします。

　ですが、醍醐味は本筋以外の番外編ですので、それが見たい方はそれぞれ購入すること
をおすすめします。

本編以外のストーリー非常に少ないそれはない、ハッピーエンドは感動的ですが。

やはりこれ、前作を知ってた方が楽しめますね。
１、２のメインシナリオが入ってるので、それをプレイすれば良いのですが。

前作でもお馴染みの面々が登場するので、まるで同級会みたいな気分なんだけどかなり変わってしまった人もいて爆笑しましたね。
ストーリーは初代のキレの良さは無くなってしまったものの、２を許容出来る人なら楽しめると思います。
１ほどの恐怖は無かったけど、エンディングは優しさ溢れる感じで個人的には今までで一番感動してしまいました。
その後のにくい演出も、リアルタイムで１をプレイした人なら懐かしさにグッと来るでしょう。
皆で徹夜してプレイした事、それから色々と変わってしまった事とか思い出して、目頭が熱くなりましたね。
それだけでも買って本当に良かった！と思いました。

１と２の使いまわしで水増しした感は否めず、ほぼ”本編１作”だけのボリュームだと思っていいです。
２に比べ演出や動画が大幅に減っているのは構わないのですが、このシリーズも終わりなのかなあと思うと寂しい限りです。
本作を愛してやまない人なら是非買って欲しい！

サウンドノベルが好きな人には良いと思います。