私は周易をやるものですが、なんとなく断易に惹かれ、
「ちょっと調べてみよう」という気持ちで、この本を手にとりました。

実に見事な解説のおかげで、スムーズに読み進めることができ、
実践も、難なくこなせました。
衝撃のわかりやすさ！
本当に『完全独習可能なマニュアル』ですね。

ただ、私は四柱推命をかじっていたので、すぐに入れたのですが、
四柱推命の知識がなかったら、もっと苦戦していたと思います。
まず先に、四柱推命に馴染んでおくとよいと思います。

それと、六合卦、六冲卦について、もう少し詳しい記述が欲しかったです。
（六冲卦については、後日、いろいろ調べて疑問を解消しました。）

周易と断易の違いについての記述も興味深かったです。
たしかに周易は解釈が難しいです。
それに対し、断易から得られる明快な答えは実に爽快で新鮮でした。

なにはともあれ、この本で断易を学べて良かったです。
レイモンド・ロー氏に感謝です。

今まで読んだどの易の本よりもわかりやすいです。
例題が多くて、例題を読みつつやり方を覚える感じで、この本一冊で占えるようになります。

風水大全もわかりやすくて良い本でしたし、次も出版してもらえるのなら八字大全とかでしょうか?
完全定本シリーズはほんまに良い本です。

風水を独学で勉強したいと思い購入しましたが、ある程度の知識がないと難しいと思います。もう少し、初歩を勉強してからじっくり読みたいと思います。

断易は今まで九鬼盛隆氏の「断易精蘊」で勉強していましたが、本書はそれに比べ、難解なところがほとんどなく、非常に分かりやすかったです。
特に、易占と八字（四柱推命）を連動させてみるところや、易占と玄空派風水を組み合わせるところは白眉だと思います。九鬼盛隆氏は、易占に徹しているためか、このような鑑定はされていないようです。大正時代に東京で行われた占筮科のテキストにもそのような判断法は、載っていなかったと思います。
ただ、家の鑑定で、九鬼氏は、１こうから６こうまでをどれにあてまめるか、諸説あって、断定困難な表現でしたが、なぜロー老師がこの判断をするのか、根拠がよくわかりませんでした。
九鬼氏は、占断内容によっては、世こうと応こうを多用していますが、五神に基本をおいた見方は、非常に納得できました。
よくできた入門書だと思います。「大全２」に期待したいと思います。

非常に良い本です。それしか言えないです。
僕は何度も断易を学ぼうとして断念していたのですが、
やっと巡りあえた本です。
すでに手垢が付くほど、繰り返し読んでます。