興味本位で読みましたが、結構為になりますよ。神相ってのは神じゃなく精神の相って意味
らしく、人間の精神や魂が顔にでると、、、つまり人の顔をみれば、その人の性格、価値観
どう生きてきたか、これからどうゆう運に恵まれるかという事がわかる。

イラストを使っての解りやすい解説に、芸能人、有名人を例にだしてるので、ほうほうなるほ
どなと頷けました（ただ、1988年出版なので当然超懐かしい面々ですがｗ）。

ただ一番わかりやすいのは、著者の性格ですよね、かなり理屈っぽいが、サバサバしてるので
もの凄くわかりやすいですね。

それにしても面白かったのは、女性の場合眉と眼の間の部分の田宅（でんたく）という部分の
肉付きが良いほうが男運がいいそうです。だからプチ整形などで、そこの脂肪を吸ってしまうと自ら男運を無くすそうです、、、なんて皮肉なんだ。。。

顔ですべてを判断するのはあれですが、まぁ云われて見れば確かにそうだよなって事が多いの
で勉強になります。

人相も、手相も統計学という事ですから、知っといて損はないと思います。
ここでの「神相」とは、「精神が表われる人相」という事だと解しました。
だから、時間はかかるが善行・陰徳積みによって人相は良くなり悪行によって人相も悪くなるという事です。
「金・仕事・セックス・人気」などが、顔から読み取れ、ひいては
良い結婚相手・ビジネスパートナー等を見抜く足掛かりになります。
多少人相が悪くても、自分の努力や相手次第でカバーできるそうですが、もし
自分がどうしようもない人相な場合、かなりへこみます。整形は絶対ダメらしいので、本当にヤバイ顔の人は相当努力しないとまずいみたいです。
もっとも、自分の欠点を理解できるので、やはり参考にはなるでしょう。

四柱推命の一部を利用しただけの空妄占い（六星占術）でどうして人相が見れるのでしょうか？

作者が何を根拠にここまで断言しているのか不思議です。

こういう本が読みたかった。と思って読んでみると、
自分はもっといい顔になりたい。と思うようになり、自分の顔を気にしてしまい、どうすればいい顔になるのか、など悩んでしまいます。この本に書いてあるのは先祖供養をすればいい顔になる、と書いてありました。

しかし先祖供養で本当に、顔は変わるのでしょうか？もし変わったら化学者もびっくりですよね。先祖供養も大切だと思います。しかし
現実を受け入れることも大事だと思います。

今人気の細木数子さんの人相学です。
なかなか面白い内容なので読んでみる価値ありますよ。