この本を読むまでは
食についてあまり深く考えることが
ありませんでしたが、
食がどれほど人の身体や心に影響を及ぼしているかが
よく分かります。
マクロビオティック食の良さが伝わってきて、
はじめたい気持ちになります。

　いや，これは医学書に留まらず，哲学，イヤイヤ，もっと大きな視野で書かれてあります。どうして食があらゆる問題を解決するカギに成り得るのかが，この本を読んだら分かります｡｢そんなバカな…｣と思う人も有るかもしれませんが，物事の真理というのは大抵足元に転がっているもの｡それを人々は遠くに有ると思い込んでいるようです｡しかし物事を突き詰めていくと，その根源は，問題解決のキーは大抵身近に有るものなんですよ｡それは世界の頭脳と呼ばれた人達の発言を見たら分かります｡全ての物は繋がっています。それを解明するキーとなるのが食です｡なぜ食があらゆる問題を解決するキー足り得るのか，この本を読めば分かると思いますよ｡しかも内容が大変平易です｡大変親切に書かれてあります｡子供にも理解できるはずです｡だからと言って馬鹿にしてはイケマセン｡書かれてある事は大変奥が深いことばかりです｡健康でいるためには何が大事か｡何が病気で何が病気でないのか…なぜ現代人が多くの悩みや苦しみを抱えてしまったのか…それらの問題を解決するキーは食に有る…｢なぜ?｣と思うなら，この本の最初の数ページだけでも読んで欲しい｡お金では買えないような，大変意義深い事が書かれてあります。

　本書ではマクろビオティックの他に、日本のピラミッドなど少し摩訶不思議な著者の考察･研究が紹介されている。私は共感できたが・・・共感しづらい人も中には出てくるのではなかろうか？
　ただ世界的権威の見解ということで、実に真実性のある内容であることは間違いない。
　今回は少し切り口が変わっていて、面白いと感じる。

以前から、マクロビオティックに興味はあったのですが、さらにすごく勉強になりました。特に、「私たちの運命は食事が決めている」ということは、幸福になるか不幸になるかは、私たちの選択する食べ物次第ということになりますが、その選択のヒントがたくさん詰まった本でした。ぜひたくさんの人に読んでいただき、たくさんの人に幸福になってほしいと思いました。

　驚嘆の書です。著者はマクロビオティック食の普及を通じて教育啓蒙活動を行っている方ですが、
その根底にこれほど深遠な世界観があるとは驚きです。

　中国発祥の「陰陽」理論、インド発祥の「チャクラ」理論のみならず、物理学の理論まで駆使し精神
世界まで発展させた、その一貫した理論はシンプルでありながら非常に明快です。
人間にとって「食」がすべてであることに今更ながら納得します。

　本書が書店に並ぶ時は恐らく女性系コーナー（料理本や精神世界系）に配置される
のでしょうが、本当に読んで欲しいのは企業経営や管理職に就いている男性です。私も妻の薦めで読
みましたが、これを読んだ女性の方、是非近しい男性に薦めて下さい。彼に新しい世界が開けるかもし
れません。

　その時は是非本書に載っている「５円玉」の実験を行うと良いでしょう。私のようにコロッと信じる
こと間違いなしです。