「生きてるだけで、いいんじゃない」

中島デコさんのお母様が仰っていた言葉だそうです。

今の時代、そうやって言える人って、どれだけいるでしょうか。

色々を求め過ぎて、何が本当に必要なのか見えなくなった今、
この言葉に魅される人は多いと思います。


彼女が、「1月は水が汚くなる。12月に皆が沢山の洗剤を使って
大掃除するからだ！」と言っていたのが、ずしんときました。

水が汚くなると、生き物が生きられなくなる。生き物が生きられなく
なると植物も育たなくなる。作物が採れない、人間も生きられない・・・。

本当に必要なことというのはかなり少なくて、逆に不要なことが
どれだけ多くて、人間を縛り付けているか、この本に書かれています。

物質主義ではない、デコさんの生き方、素敵です。
憧れという言葉や思いだけではなく、自分も実践していきたいと
思います。

紙面を開くと写真の世界が目の前に広がります。どの写真にも愛があふれています。この本を読んだからといって私の生き方がスローに変わる訳ではないけれど、デコさんの生き方は選択肢の一つとしてとても素敵だなと思いました。私はとても好きな本です。

のっけから失礼かもしれませんが、内容と値段が釣り合わない…。
写真もご主人が写真家ですからあれ位は当然撮れて当たり前。内容的には家族の自慢？と感じてしまいました。
内容的には彼女自身が波乱万丈で生きてきた中で培ったものだろうから人生観もそれだけのものが備わるのかもしれませんが、　何かが欠けている様に読んでいてすごく感じてしまいました。今はこういう誰かが
語りかけて勇気付けてくれるような本が売れる傾向がありますが
この手の本てそのうち読まなくなるように思ってしまうのは私だけでしょうか…。

デコさんのお人柄のせいでしょうか・・ココロの中の固まりが少しずつ溶けていくような感じがしました。さすが、五人のお母さん！見習わなくてはと思いました。今の自分を見直すきっかけとなりました♪