出産10日目に、胎内記憶に興味を持って読みました。
　とても分かりやすく編集してあり、育児の合間に30分ほどで読めます。

　はじめての育児10日目で、とってもかわいいものの、失ってしまった出産前の自由な時間への愛慕やこれからの自らのキャリア、また一生終わらない母業へのプレッシャーに、夜、主人からの電話になぜか涙がじんわり出る日々を過ごしていました。

　そんな中こちらの本を読んで、「こんなに小さな赤ちゃんにも人格がある一人の立派な人間」であるということが深く理解でき、今の自分の思ってること(不安も含めて)を素直に赤ちゃんに話しかけることにしました。

　そしたら、何となくスッキリし、赤ちゃんも泣きやんでくれることが多くなったような気がします。

　育児に全然不安がなく単に胎内記憶に興味がある方でも、思わぬ意識の変化が生じることのある本だと思います。おススメです。

イラストのかわいさに、卒倒。
あまりプリプリ系は好きではない私ですが、とにかく赤ちゃんがかわいいっ！！
この本の著者、産婦人科医の池川明氏は、数千人規模の親子へのアンケート調査を行い、子供たちの「生まれる前の記憶」を研究している有名な人。
「胎内記憶」という言葉が割と普及しているようです。
生きる意味を投げかけてくれる子供たちの言葉に、じーんと感動。
いやー。
親友にもうすぐ赤ちゃんが生まれるので、ぜひプレゼントせねば！！
だって、「世界中さがして、いちばんママがよかったの」なんて言われてみてください。
泣きます。
ほかにも池川氏の本はベストセラーになっているようですが、本書は「決定版」ということで、100以上の生まれる前の記憶を掲載しています。
さらに、子供たちの生まれる前の記憶が、それぞれテーマごとに分けられているのがいいですね。
池川本を読むのがはじめての方も、リピーターの方も楽しめためになる一冊ではないでしょうか。