低インシュリンダイエットは以前からやっていましたが
私には合わないのか今ひとつ効果はありませんでした。
今ひとつ乗り気ではなかったのですが「脅威の」
「完全版」という言葉に惹かれ、再度1週間トライしてみました。
結果は2キロ減！　体脂肪率は24％から21.5％に！

この本は単に低インシュリンダイエットだけでなく、

エクササイズなど、痩せるための内容が盛り沢山なのです。
恐らく、私が痩せたのは食事だけでなく
エクササイズの効果もあったのだと思います。
ただ、今までの本より全体的に丁寧＆親切ですから、
初めて取り組む人だけでなく、今までやってきた人にも
読んでもらいたい本です。

低インシュリンダイエットの理論はもちろんですが、たった１冊にたくさんの情報が盛り込まれています。レシピはもちろんですが、外食するときの献立の立て方が参考になります。お酒を飲みたいときでもつまみを変えるだけで効果あり。おやつも中身を見直せばやめる必要なし、とダイエットに失敗続きだった人にはぜひおすすめです。食材選びもこれを見れば一目瞭然、ダイエットはもとより健康にもいいと思います。私は水を飲んでも太ると言われる臨月のとき、これを実践して体重をキープして、病院でほめられました。(^^)

私は昨年、米国短大のインターネット・コースで、栄養学を学びました。食物の消化・吸収についてや、日本で生活習慣病と言われている病気などについての知識を深めたかったからです。その時、肥満とインシュリンの関係についても学びました。そしてコース終了後、この本のことを知り、肥満対策に効果がありそうだと、ちょっと期待して購入しました。

内容は、実例編（モニターの体験談）、理論編（ホルモンの働きなど）、実践編（レシピについて）、補習編（エクササイズ）とあり、どの解説も分かり易く書かれています。特にレシピについては、参考にしたい点が多く、実際に基本的ルールを守って試したので、良い結果が得られました。白米を少し減らして押麦で補ったり、副菜に酢の物・お酢のピクルスを!加えたり、今まで食べていた料理の材料を低ＧＩ食品に代用するなど、この本に書かれていたことを少しずつ実践してみました。それにＧＩ値リストは、食材を見直すきっかけにもなりましたし。ダイエット開始から数週間で、身体の余計な部分が減ってきましたが、負担に感じたことはありませんでしたから、これは健康的なダイエット方法を紹介している本だと思います。

他の低インシュリンダイエットの本を持ってるのですが、この本は更に細かい情報が掲載されてます。いちばんうれしかったのは、全粒粉１００％パンの作り方（でも量が多め）が載ってること。パン屋さんで買うとき、全粒粉の割合が少ししか入ってないものも多く、茶色いパンから程遠い感じがしてたので、さっそく作ってみようと思いました。それから、食事と一緒に取ると血糖値の上昇を防ぐ飲み物やスープ、玄米を炊くコツ、低インシュリンダイエットの効果を少しでも助けてくれる市販品が載っていて、かなり実践的な内容です。一つか二つでも取り入れれば、今までの低インシュリンダイエットが少しでも効果が違うかなと期待してます。掲載されてるエクササイズも、少しやってみると違うのかもしれませんね。

　私が「低インシュリン」というキーワードをはじめて耳にしたのは、実はこの本によってではなく、父親が糖尿病になったからです。糖尿病になるとたいてい食事制限が必要になります。例にもれずわが父もそうでした。そしてその食事につきあっていたら何時のまにか体重が・・・という経験があります。

　最近この本にであって、なるほどそういう理論だったのかと納得しました。
この方法なら無理なダイエットで体を壊すどころかかえってダイエットで健康になれそうです。ダイエット目的でなくとも、体の仕組みを知るという意味でも有用な本ではないでしょうか。