めくるめくる日常の中で、私たちがさらりと流してしまいそうなことを
きっちりと鋭くとらえている。でも好感が持てるんです。
ああ、そういう考え方があるんだ。そうだよなぁ。
著者が素直な気分を書き綴っている分、こちらも素直に受け取れます。
彼女の人に対する視線は本当の意味で暖かい。
世に日常をつらつらと綴るエッセイは数あるけれども
これだけ普遍的なメッセージを持つものはそう無いと思います。
生きていくことの大変さと楽しさ、両方を教えてくれるようです。
オーバーかな。私はそう感じました。
女友達にも男友達にも薦めたいそんな本です。