この21世紀版には、新たに400の見出し語が追加された。「electronic male(電子メール)」、「online(オンライン)」、「seersucker(シアーサッカー)」、「vagabond(浮浪者)」、「millennium(千年紀)」などがその一例だ。ぶ厚くて、見どころ満載の本書は、主見出し項目が1万4千語、それ以外の太字項目が3万7千語掲載されている。発音やスペリングが覚えやすいよう10ページにわたるフォニックスガイドを備えている子ども向け辞書は本書だけ。もちろんシソーラスのページ(基本用語だけで6ページ分)もある。また、「Word History(言葉の歴史)」("hibernate" comes from the Latin word for winter;「hibernate(冬眠する)」の語源は冬を意味するラテン語)や「Language Detective(言葉調べ)」(how do you pronounce "creek" where you live?;君の住んでいるところでは"creek"をどう発音する?)、「Vocabulary Builder(語彙を増やそう)」(with word parts such as "-less";"-less"を付け足すと…?)、「Synonyms(同意語)」といった囲み記事によって、言葉にまつわるさまざまな知識が身に付けられる。4歳から6歳向けの『The American Heritage Picture Dictionary』、11歳から15歳向けの『The American Heritage Student Dictionary』もあり、家族みんなで言葉探しが楽しめる。(Karin Snelson, Amazon.com)