美しく、難しく、恐怖
★★★★★
怖くて、美しく、そして何かに似ている・・・。
怖さは「羊たちの沈黙」と同レベルで、ストーリーもなんだか似ている。原題は「死の部屋(死刑執行室)」なのに、邦題はなぜか「スマイル・コレクター」。これはアンジェリーナ・ジョリーの「ボーン・コレクター」を連想させる。犬猫が好きな人は見ない方がいいでしょう。ほんと怖いから。
美しさ。メラニー・ロランはジョディー・フォスターやアンジェリーナと同じくらいに美しい。字幕を見ているとかなり難解。わからない部分がかなりある。でもその分(?)メラニーのエロティックシーンがカバーしている。フランス語がわかる人はきっとずいぶん楽しめることでしょうが、フランス語がわからない人でもまあまあ楽しめるでしょう。
メラニー・ロラン
★★★★☆
内容は、羊たちの沈黙に似ている気がします。この作品でメラニー・ロランが好きになりました。
これからもたくさんの作品に出演してほしいですね。
普通のサスペンス
★★★☆☆
自分でも何故か分からないんですが、何故か良い作品だろうと確信して鑑賞に臨みました。
中盤あたりまでは予想通りなかなか興味深い展開だったのですが、
終盤からラストにかけては何とも言えない普通の展開で少し残念でした。
死後硬直を利用して少女の遺体を“笑顔”にした犯人。
少女への身代金を持った人物を撥ね殺してしまった男二人。
隠した過去を持つ警察官。
この人物達がどういう風に交わっていくんだろうと期待していたのですが、
鑑賞後には、果たしてその設定は必要だったのか疑問でした。
期待した分残念だったのですが、悪い作品ではないので気軽に観れると思います。
結構イイ出来
★★★★☆
フランス版羊たちの沈黙かはさて置き、ラストまで飽きさせない出来にあります。
二つの異質な事件が上手く絡み合い、ストーリーに幅を持たせることに成功しています。
一筋縄ではいかない終焉はなかなか意味深です。
主演の巡査長役メラニー・ロランが綺麗で妖艶です(笑)
良作です。
★★★☆☆
派手さはありませんが、じっくり観れます。
出だしは結構ゾッとして印象的でしたが、それ以降はサスペンス。
仕事を解雇された男二人が車で人を轢いてしまい、怯える日々を送る。
その一方、少女誘拐事件が発生し警察は捜査に明け暮れる。
この二つの事件が上手く絡み合ってます。
しかも捜査にあたっているリューシーにも、ある過去が見え隠れする。
それがこの事件にどう繋がっているのか?
観終わって、なんていうかフランス映画の個性が感じられました。
ラストはちょっとウルっと・・・。
私は、好きな作品です。