王者の歴史
★★★★★
つい数年まで絶対的王者だったアームストロング。
その歴史を簡単にまとめたものがコレ。ナレーション形式なので少し退屈です。
古い考え方に別の方法で切り開いていった彼は古い考えを持つ人には嫌われていたけれど私は斬新さが好きでした。
ドーピング問題で揺れている今、懐かしいものを見て切り替えてみるのもいいかもしれませんよ。
ディスカバリーもなくなりますし、是非買うのをお薦めします。
英雄か? 悪党か?
★★★☆☆
表題は「ツール・ド・フランス2006」に出てくるサブタイトルを拝借した。
ランス・アームストロングのツールでの活躍は素晴らしく、2003年こそ弱みを見せたが、
他の年は全く危なげなく、ラストとなる2005年の勝ち方を見ると、それこそ8連覇も可能
だったのではないかと思わせるほどの”走り”だ。
しかしアームストロングの”行い”はツール・ド・フランス偏重主義、あるいはその肥大化を
加速させ、自転車レース全体には決して良い影響を与えなかったのではないだろうか?
アメリカ人初の優勝者グレッグ・レモンが持ち込んだアメリカの流儀をアームストロングが
完成させ、ヨーロッパの古き良き伝統を打ち砕いてしまった感がある。
目立つ場所で目立つことをすれば商売としては成功するわけだが、
それで本当にいいのだろうか?
ツールで勝利すれば、他のレースを走らなくても「No.1レーサー」の称号が手に入る
自転車界に疑問を感じてしまう。
アームストロングファンにとっては至高の1作だが、
古くからの自転車ファンにとっては何とも評価が難しい。
サイクリングの神
★★★★★
前からランス氏の大ファンでしたので、このDVDが発売されて本当に嬉しく思っています。
彼の乗っているTREKがほしくて買いに行ったほどです。
このDVDは彼の生き方がそのまま見ることができるはず。
ランスの走りは人々に勇気と深い感動を与えてくれるのです。
言うことありません。150分間。アームストロング三昧!!サイクリングの神に会えることでしょう。