そこはかとない寂寥感が70年代
★★★★★
「マジンガーZ対暗黒大将軍」が初映画の自分としては、これもまさにリアルタイムでした。
あのころの番組は、エンディングはマイナーなメロディーの曲が多かったように思いますが、
これもそれでしたが、マジンガーZとは違い、寂寥感がものすごく濃かった印象があります。
子供時分では、それを言い表す言葉など無かったので、暗いわけではなく好きな曲だけど、
「妙に寂しい」と思っていました。
この番組は、再放送の数も多かったので、見るたびに本編のおどろおどろしさと真逆に
エンディングを聞くたびに説明しがたい気分になったことを思い出します。
今見ると、デビルマンの心象風景と決意表明だとわかるんですが、それで見えるのは逃げ場の無さ。
実に70年代的なヒーローです。
似たような印象だと、ルパン三世のファースト、これも説明のしがたい寂寥感があります。
思えば、こういうものばかり見ていたせいか、バブル期のトレンディードラマがいつもうそ臭く見えていたっけ。
ボックスアートはまさしくデビルマンです。
ダ−クヒーロー
★★★★☆
あしたのジョー、タイガーマスクと並んで正統派のヒーローではなく、ミキのためだけにデーモン一族を敵にまわしたデビルマン、原作はもっと、どろどろした悪魔的な戦い方であるが、アニメはデビルカッターやデビルビームといったアニメヒーローの必殺技や1回、1回で敵をやっつけるテレビアニメヒーローの典型的な展開で、原作からアニメ版に見事にアレンジされています、この時代のダークヒーローアニメはストーリー、キャラ設定がしっかりしていて、他の子供のアニメとは一線を引く内容だと思います。永井豪先生はキューティーハニやドロロン閻魔くんの原作、ハレンチ学園とお色気路線の漫画もあり、当時の漫画家としてはダブーや、ひねりを加えた作品が多いです
アニメ版は稀有な傑作!
★★★★★
これはもう事実上のテレビアニメ版、原作者である脚本家の辻真先の勝利でしょう!加えて、主題歌の作詞作曲の阿久悠&三沢郷、両大先生のテーマ曲のカッコ良さ!ホンマに実写版はこのテレビアニメ版の足元にも及びまへんなあ・・・・・。
歌が最高。
★★★★★
都倉、阿久コンビの主題歌がかっこいいです。1972年の土曜日のテレ朝感覚が蘇えります。仮面ライダー。キカイダー。そしてデビルマン。パンツデビルマンもアメコミ風でいいですね。
なんじゃこれは、Tシャッ
★★★☆☆
漫画とは、ずいぶん違う内容と聞いて購入しました。初めて見て、わかりやすい内容なのでこれは、これとして楽しめればいいかなと思います。ただTシャツいただけません。それとデビルアローとデビルビームの違いが全くわからない話がありましたので☆2つのマイナスになりました。おおむね良好です。