漫画、小説、OVAと展開してきた倉田英之原作の活字中毒者&本マニアのためのシリーズ「R.O.D」の、満を持してのTVシリーズ。13歳にして作家デビューを果たし、売れっ子となりながらも、友人の失踪以来4年間新作を書けないままとなっている菫川ねねね。新作を望む根強いファンも多いが、ストーカーまがいの行為を行うファンやアンチファンも多数。サイン会のために訪れた香港で命を狙われたのをきっかけに、彼女のボディガードとして雇われた香港の探偵三姉妹、ねねねの失踪した友人=読子・リードマンと同じく紙を自在に操る能力を持ったミシェール(本好き)、マギー(本好き)、アニタ(本嫌い)の、本の街・神保町から世界各国までを股に掛けての活躍を描く、SFビブリオマニアアクション。本作のみでも十分楽しめるが、他のシリーズを観た上で鑑賞すると、細かいリンクがさらに作品を盛り上げる。(田中 元)
う~ん、さすが!!
★★★★★
おぉぉ!おぉぉぉぉ!!ついに!ついにぃ!!ついにぃぃ!!!読子さんとうじょうぅぅぅ!!!!
いやぁ~よい。まったくあのキャラはいいね。ねねねと感動の再会ってとこでは一目散に逃げ出すしまつ。しかも手に持っていた本はそーっと下ろしてからおもむろにっていうのが読子らしい。ぼさぼさの髪、疲れた感じの猫背、くたっとした服、それになんといっても、おばちゃんサンダル。この性格と、造形を作り出した倉田英之氏と羽音らたく氏に感服しつつ見た。しかし、それにしてもCVの三浦理恵子さん。うまいね。OVAから聞き馴染んでいるせいか、この「にへらっ」とした演技はぴったりだ見事に読子していると、あらためて感じた。普通顔出しさんはあまり期待しないんだけど画面ではご本人さんとまるっきり分裂してしまうほどマッチしている(そういえば、ジョーカー・郷田さんも顔出しさんだけどこちらもいい味)。
話としては、ついに読子と再会したねねね+三姉妹。しかしジョーカーに隠れ場所を発見され、あらされていく神保町を見て、追いつめられ読子の実家に避難する、そこにジュニアが現れて、彼の真実が明かされる、というのが超簡単なこの巻の筋。これで五年前のOVAキャラも出そろった感じでお話は風雲急を告げてくる。それぞれの変化の具合を見るのも続編ならではのたのしみである。それに読子とねねねの互いに先生と呼び合うでこぼこな関係、OVAでは描かれていない話なので新鮮で楽しい。読子も加わったことで、ツッコミキャラとしてのねねねの役割も増えて、彼女、よりいっそう重要なキャラに。ミシェールと読子がキャラかぶってない?と感じるとこもあるけど、まあそこんとこはご愛嬌ということで、これからの展開に期待。
うっひょー
★★★★★
ついに彼女が帰ってきましたよ、やっぱR.O.Dは彼女なしでは語れませんよね^^。ねねねとの感動の再開場面?!は泣くしか・・・今後の3姉妹との絡みも見ものです。ヒロインは今号より彼女に決定?
ついに読子登場
★★★★★
この6巻でついに読子が登場します。
ねねねと読子の5年ぶりの再会シーンは必見です。
OVA版と変わらない読子をお楽しみください。
OVA版からの人でもTV版からの人でも小説版からの人も
満足いただけると思います。
読子さんもう三十路・・・
★★★★☆
今回の見所はなんと言っても読子=リードマンの登場でしょう!それを意識させる倉田さんの脚本は見事。Disc5のようなド派手なアクションは無いものの、またまた天地がひっくりかえるような急展開(笑)。前作(OVA)・小説版を観て・読んでいる人には必見の一枚になっていると思います!まだOVA観てないという人は、どのような手段でも見ておいたほうが◎
ま、まさか
★★★★★
リーさんはにくいことをやってくれました。彼が残してくれたものに ねねねが5年間探し求めていたあの人に近づくための鍵が隠されていたのですから。ドクセンシャに乗り込むなど急展開を見せているR.O.Dですが、今回も彼女たち「三姉妹+小説家」がやってくれちゃいます。また新たな事実に到達するかもしれないこの巻に乞うご期待ですね。(^^)