グゥ…
★★★★☆
正体不明で、ブラック&シュール&ナンデモアリ系のボケをかます
グゥの暴れっぷりがスゴイ! この巻で極まれりって感じです。
ツッコミのハレ君はツッコミまくりで休む間も与えられません。
1話目「しゃらんら」ではグゥが村人の性格を次々と逆転させます。
2話目「まっちろ」ではグゥが常夏のジャングルに雪を積もらせます。
3話目「エアポート21」ではグゥが荷物として旅客機に紛れ込んで好き放題します。
4話目「ロバさん」ではグゥが新キャラ・ロバートをあっという間に手玉に取ってハレをいびり倒します。
…別に説明してる私の頭がおかしくなったわけじゃなく、ホントに上記のような破天荒なストーリーが展開されます。面白いです。
一応、話の大筋としてはハレの母ウェダが過去との訣別のため実家(都会)に戻る…という「ジャングル編」「都会編」をまたいだ内容になってます。評価が星4つなのはジャングル編のキャラが途中からあまり見れなくなって残念…ってことです。文句なく笑える娯楽作です。
6巻の見どころ
★★★★★
Illusion 19 (しゃらんら):これも傑作。自分はラヴェンナファンであるが、この話ではラヴェンナが性格を変えられ、寝室に侵入され、女として無視され、気絶して、穴に落ちて、なぐられて、とさんざんな目にあうのでファンとしてはたまらない (どういうファン?)。ところで「しゃらんら」って「魔女っ子メグちゃん」由来だってことを最初は忘れていた (要するに魔女っ子がテーマの話)。
Illusion 20 (まっちろ):ジャングルに大雪が降る。すると「黒くて大きくて硬くて光ってて臭くて奇妙な声をあげるせーぶつ (ハレグゥのマスコットのひとつ)」の白いのがやってくる。
Illusion 21 (エアポート21~和食と洋食~):都会編の導入となる話。突然ウェダが実家に帰ると言い出して、ただただグゥにふり回されるハレ。あれだけ騒げば誰にでも殴られる。
Illusion 22 (ロバさん):タイトルは新キャラロバートのこと。都会ではハレやグゥも浮いてくる。しかし19話が良かったので、巻全体としては星5つとした。