平ゼロでは、009と003が恋人未満、友人以上として扱われています。
003ファンとしては少しそこが物足りないのですが、第11話から009が時々003をフランソワーズって呼びだします。メンバーの中で名前で呼び合うのってこの二人だけなんですよね。「メリークリスマス」って003に微笑みかける009に胸がきゅん　です。こりゃもてるわ、この男。
そして003のバレエのシーンですが、これはバレエをやっている人間にとってはちゃんと基本の動きになっていて嬉しいです。今までのアニメではバレエのシーンはたいていなんやら訳のわからん靴でつま先立ちして足あげてみたいなことになっていたので。

平ゼロは、本当に画質が格段にアップして、ストーリーも原作に割と近いものがあります。気が付いたら何話も続けて見てしまい、時間がなんてこともよくあります。後世に残したい名作中の名作と思います。

内容よりもジャケットの００４に一目ぼれしちゃいました…
声の飛田展男さんもいいですね。シブいです！カッコいいです！！
この巻では００５もいい味出てます。
第１２話の冒頭の嵐のシーンでパニくる００６と００７を前に津波を指差し冷静に（？）「あ」だなんて、笑っちゃいました！
声の大塚明夫さんはインタビューで「こんなにセリフの少ないレギュラーは初めてだ」とおっしゃってましたが、
少ないセリフの中に００５のまじめ性格が出ていていいですね。ヘンに冷静なトコもグットです。
皆さんもたまには００９以外のキャラクターも楽しんでみてください。

　原作でいう誕生編が一段落したところで、このバトルアライブ第４巻に収録されている３つの話はそれぞれ独立した短編となっています。原作に比較的忠実な話から、かなりアレンジのしてある話まで、楽しめるものとなっています。原作もそうでしたが、『００９』の魅力は中長編の話とこうした短編とが重なり合うことで、登場人物の性格などが様々に表現されているところにあると思います。そういう意味では、この１巻は次の中長編へつなぐインターミッションとなっています。
　そして、第12話に思わぬキャラクターが出てきます。００９の原作にはない、石ノ森マンガの別のキャラクターが出てきます。スタッフの石ノ森マンガへのトリビュートのようで、ファンとしては儲けものをしたような感じです。