ノンサッチ・レコーズが、ニューオリンズのミュージックコミュニティで新録された曲で構成されたベネフィットアルバムをリリースした。曲のスタイルはバラエティに富んでいて、この独特な町の奥深く豊かな音楽的才能を実証するものとなっている。『アワ・ニューオリンズ』と題されたこのアルバムのセールスの利益は、ハリケーン・カトリーナの被害者救援のため、ハビタット・フォー・ヒューマニティーに寄付される。ニューオリンズで著名なミュージシャンの多くが、彼らにとって不可欠な曲や、この町と最近のできごとについての思いを表現した曲をレコーディングしてほしいと依頼された。レコーディングセッションは、9月20日、ニューヨークに始まった。まずは、クリントンスタジオで婦リザベーション・ホール・ジャズ・バンドとマグノリアスが、そして同じ日とその翌日にアバタースタジオでアラン・トゥーサンとアーマ・トーマスとダーティー・ダズン・ブラス・バンド。さらに10月にはドクター・ジョン、バックウィート・ザディコ、ランディー・ニューマンらのレコーディングがおこなわれた。現在のノンサッチであるワーナー・ブラザーズ・レコーズは、ワーナー・ミュージック・グループがおこなっているハリケーンの被害者救援の一部として、このアルバムの制作費すべてを寄付した。その他、このプロジェクトに参加した多くの人が、快く時間やサービスを提供した。