銀河鉄道?
★★★★★
中島みゆき14作目の夜会だったかなぁ。
松本零士氏の「銀河鉄道999」をモチーフにしているのでは?
と、思ってしまった訳だが、この物語の主旨は「永遠の命」に辿り着く。
この世に24時着0時発の汽車は無い。その不条理を条理として具現化された作品。
登場人物の中核にいるのはホテルの管理者「ティム」。
彼は遡上を出来ない鮭の如く彼女に問いかける。
「光と影(生と死)」が一体になりゆく物語の進行はまさに中島ワールド。
さて、終着駅は何処なのか?それは観てのお楽しみ!
恐れ入りました〜VOL12とVOL14の2種類で完全版なのですね〜
★★★★★
シアター・コクーンでの公演“夜会Vol.12〜24時着0時発〜”の再演だとばかり思っていたけれど、見事にその期待を裏切って構成を練り直していた。Vol.12ではなかった台詞をコビヤマ洋一が語ることによって物語の輪郭がより一層、はっきりとしていた。それに伴い、『月夜同舟』のシーン以降ではVol.12では中島みゆきの衣装もアカリからカゲに替わっている。そうした点では従来の『夜会』と一線を画してより演劇性が強いのがVol.14である。カーテン・コールでの『命のリレー』までしっかりと収録されていることが嬉しい。但し、Vol.12の方がステージとしての出来は上である。それは『夜会』をもしジャンルとして敢えて分類するならばオペラに区分されるという理由であり、音楽によって物語のストーリーが語られる点ではこの作品よりも秀逸と思われるからである。“みゆきの詩に手が届く”というコンセプトでスタートした『夜会』であるのだから言葉で説明してしまっては『夜会』としての基本線が損なわれてしまうのである。また個人的には映像の中に所謂『オケピ』のショットが含まれているVol.12の方が曲によって四重唱・五重唱の形をとる様子が手に取るようにわかる点で好きである。もしかしたら今後の『夜会』も東京公演と大阪公演の両方を観ることによって作品の全体が解るような仕掛けになっていくのかもしれない(その分、ファンとしては出費がかさみ頭は痛いけれど−笑−)
より完成に近づいたリニューアル
★★★★★
この「24時着 00時発」は、お話の流れもよく、夜会シリーズの中で最も好きな作品です。特別なファンで無い人でも、この作品はご覧になることを勧めたいです。
他の夜会シリーズと違って、この作品のDVDでは別撮りのイメージ映像も入らないので舞台の興奮がとぎれることなく伝わってきます。
同名のVol.13のリニューアル作品ですが、追加の曲や、より結末が腑に落ちる演出になっており、基本は同じですが、完成度の高まりを感じました。Vol.13を見た人でも、再見の価値ありです。
期待大です
★★★★★
大阪で 夜会が行われるようになったため
関東以北のファンは見るチャンスが少なくなってしまいました
私も1回しか見られなかったのでこのDVDは期待大です
これは本当に
★★★★★
待ちに待った一枚でしょう。
夜会はその舞台という性質上(舞台だからこその良さも半端でなくありますが)
見ることが出来ない人達がたくさん出てしまうわけで。
その濃密な時を少しでも味わいたい!という私みたいな人間にとっては垂涎ものです。
今から楽しみです。