初期の方が好き
★★★★☆
2回目の夜会のDVDだが個人的に視聴回数は一番多いです。
vol.6までは既発曲と一部新曲で構成されており各々の場面で様々意味を持たせて歌われていました。
その新たな解釈によって歌われストーリーが展開されていくvol.6までが一番夜会らしかった時代
ではないでしょうか。
正直vol.7からは全編オリジナル曲の構成でストーリーも三流サスペンス劇場並みで、あんなもん
に普通のコンサートの2、3倍のチケット代を払う価値があるのか疑問です。
ミュージシャンも初期から比べるとちょっとなぁって感じです。人それぞれですが「中島みゆき」「夜会」という名前だけで否応なしに過大評価されてるんじゃないでしょうか?
その点このDVDからvol.6までは1つのテーマに対しての表現がわかりやすく明確です、特に
本作品は演劇要素が薄く純粋に歌を楽しめます、最初に買うならこれをおすすめします。
中島みゆきオールドファンに捧ぐ
★★★★★
かなり長い間中島みゆきを聴き続けてきて、夜会が行きたくてたまらなかった。
が、最近のみゆきの歌をあまり詳しくない事と、何回かトライしても夜会のチケットが取れない事で、映像での中島みゆきをあまり見た事がないまま過ごしてきた。
今回、ふとしたきっかけで購入したこのDVDだが、これは、想像以上に素晴らしいものだった。
CDでは味わえないライブ感、隅々まで知っているように思っていた数々の歌を中島みゆきが実際に生で歌っている映像を見ることでの新たな解釈の理解、彼女本人により芝居仕立てにする事での情景描写の素晴らしさ、どれをとっても申し分なし。
特にこの会は、20年近く前のものであり、この頃、みゆきにどっぷりはまっていたオールドファンにはたまらないものであろう。
映像をビデオで残してくれた事に感謝すると共に、中島みゆきの世界を120%生かしてステージを作り、映像を作ったスタッフの素晴らしさにも非常に感激。
他の夜会も是非観てみたいと思う。
夜会っぽくないけどコンサートとも違う
★★★★☆
すっかりおなじみになった夜会も最初は演劇色も弱く通常のコンサートに近い感じだったんですね。コンサートDVDとして見ることもできますが曲間の演技なのか素なのかよく分からないMCがちょっと見ていて不自然でした(もちろんあれは演技ですが)。どうせならもっと演技に徹底してほしかったなと思います。でも選曲はよかったし歌はもちろん素晴らしいです。夜会初心者におすすめしている意見が多いですが僕は逆に夜会を一通り見た人に見て欲しいです。
ストーリーに共感できます!
★★★★★
ミルク32、流浪の詩などのかつての名曲満載!飲んだくれるふられ女の面影を残すみゆきさんの姿が見れる!DJ時代を彷彿させるようなトークのシーンもあり、特に初期のファンの方には懐かしさいっぱい、涙物の内容です。「窓ガラス」が弾き語りで聴けるのもうれしい。他の方も書かれているように、演劇色は強くないのですが、ファンなら皆知っている曲から構成されるストーリーも見逃せません。辛く傷ついた時期を乗り越え、ひたすら自分の内面に向き合い、そして強さや優しさを身に付けていく女性の姿が描かれている。みゆきさん本人の私小説のような感じも受けますが、そこは、観る人によって、様々な解釈を楽しめると思います。当時のみゆきさんは38歳、自分がその年代に達したせいか、ストーリーにすごく共感できます(個人的な想いでスミマセン)。最後の「Maybe」「ふたりは」の流れは圧巻!歌い終わった後、コーラスの2人を迎えるみゆきさんの優しい眼差しが大好きです。観た後に幸せな気持ちにつつまれること間違いなし!蛇足ですが、「ふたりは」はその後の瀬尾さんとの二人三脚の活動を暗示しているような・・・?。
みゆきさまのライブは絶品。夜会初期の作品。
★★★★★
まず、絶品なのが「二隻の舟」、コーラスの掛け合いに「BBクイーンズ」のピーヒャラお姉さまの坪倉唯子様がいるなんて絶句。こんな人がみゆき様のバックにいるなんて。みゆき様の歌声もすばらしいけれど、唯子様のハスキーボイスも最高です。
個人的には、「孤独の肖像」も好きですね。後々、孤独の肖像firstと曲調が変わってしまいますが、こっちのほうがノリます。
最後は「メイビー」「ふたりは」とたたみかけ、まさにトイレに行く暇もなかったです。コンサートの余韻に浸れる一枚です。