歌にいろんな顔をもたせることが、その一例。
という意味では近年の「演劇」要素が強い作品に比べれば最も夜会「らしく」仕上がっているように感じる。
が、内容自体は難しい。
よ~く集中して歌の意味を考えなければなるまい。
小野小町への敵対、とも言える本作は個人的には「夜会ベスト3」に入る。
ぜひ、再演して下さらないだろうか・・・。
好き嫌いの別れる「巻」ですが、私的には好みです。