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ファンタジア~ライヴ・イン・トーキョー・2007 [DVD]

価格: ¥3,675
カテゴリ: DVD
ブランド: WHDエンタテインメント
Amazon.co.jpで確認
とても感慨深い想いにさせられた。 ★★★★★
25年前のお家騒動のライブより、エイジアは奇跡のオリジナルメンバーによる
奇跡のライブツアーが実現した。
最初はビジネス目的の1回限りの同窓会ツアーだと思った。

エイジアの3枚目のアルバム「アストラ」以降は、ジョンの動向を追っかけていた。
「ロック オブ フェイス」や「ルビコン」など結構いいアルバムを出していた。
しかし意外だったのは、「ウエットン・ダウンズ」の「ルビコン」で、
「賽は投げられた!もう、後戻りは出来ない!」と2人が意思を真剣に明確したことであった。
ジョンとダウンズは心中する覚悟を決めたのであった。

しかし、ながら「ダウンズのエイジア」はどうなるのか?他のメンバーはどうなるのか?
ダウンズの心境を思うと手放しでは喜べなかった。
「ルビコン」は、いい出来だった。
しかしながら、やはり、何か物足りなさを感じていた。
「やはり、ジョンのボーカルには、やはり泣きのギターが欲しい」と思った。

複雑な人間関係が交差する「オリジナルフォーのエイジア」。

私は今回のライブをそんな背景を考えながら見ていた。

来日前に冠動脈手術を受け危うく命を取り留めた、かなり太ったジョン。
白髪となり、眼鏡をかけ、体裁など考えずにギターを喜々と弾くステーブ。
青白い顔で今にも倒れるのではないかと思わせるカール。
(やはり、カールもこの後、心疾患の為一時バンドを離脱したとの事。)
そして、悲しさと苦しさとが同居しているかのように見えるダウンズ。

そんな4人を見守りエールを送る、正装姿の超満員の日本の紳士淑女。
そんなフアンに、過去のお詫びと、めい一杯のプレイと、感謝と誠意の挨拶で答えるエイジア。
又、過去の怨囚を超え、お互いを讃え合うメンバー達。

こんなやりとりを見て、とても感慨深い想いにさせられた。

心臓の手術をした後とは、思えぬジョンの思い切った、躊躇せぬボーカル。
今だ衰え知らぬステーブのギターワーク。
体調を押して、パワフルにドラムを叩くカール。
以前より演出や効果そしてキーボードワークが際立つダウンズ。

日本の高い技術力により、音質、カメラワークは、抜群にいい。
楽曲は、1st からがほとんどで、サプライズが各メンバーの過去の名曲、
「ラウンドアバウト」「庶民のファンファーレ」「クリムゾンキングの宮殿」「ラジオスターの悲劇」。
この、メンツならなんでもこなしてしまうのは流石であった。

各メインバーのインタビューも収録されていて、それぞれの「エイジア」に対する
気持ちがよくわかる。

ジョン「この4人でなければ、駄目だとようやくわかったんだ!」
ハウ 「この4人でやっていると楽しいよ。いろいろな事ができるしね。」
カール「エイジアは、家族みたいなもの、会わなくても気持ちは常に通じあっている。」
ダウンズ「エイジアは僕の全て、エイジアなしでは僕の人生は考えれない!」
と、述べている。

そして、彼らはインタビューの中で述べているとうりに本当に
新作「フェニクス」を発表した。
この時はじめて、ビジネス目的の同窓会再結成ではなく、
最後の人生をかけた正真正銘の奇跡の再結成である事を悟った。

私は感じた、これは、ジョンのメンバーやファンに対する過去の償いと、
そして、感謝の想い。そして自分自身の本当の居場所をようやく見つけた、
と言う喜びの中のでの再結成であったと。

「フェニクス」のライナーノーツの中で、この日本公演のライブの手応えが、彼らを
さらに勇気ずけ制作に邁進させたのではないかと書かれている。私も同感である。

そんな、過去、現在、そして未来へ向けての彼らにとって、
大変意味あるライブアルバムであったのではなかろうか。

又、「ファンタスタ ライブイン トーキョー」を拝聴されたのち、
新作「フェニックス」を拝聴される事をお薦め致します。

とくに、日本語訳を読みながら「フェニックス」を聴くと、
ジョンの想いが、ことのほかよくわかります。

オリジナルエイジア イン トーキョー 奇跡の1枚 ★★★★★
私は、3月11日(日)のライブに行きました。音源は、3月8日(木)だと思います。CDと同じ?。
当日のライプでは、ギターがききすぎていましたが、さすがにDVDになるとバランスが良くなっています。
10日はやや疲れのせいか凡ミスもありましたが、8日はさすがというプレイが数々。
このオリジナルメンバーのライブ、これ自体が夢のようであり、日本の音楽史上歴史に残る1枚でしょう。
おまけでついている約40分のインタビュー、どこまで本音かどうか微妙ですが、大変興味深い。
再結成エイジアの決定版ソフトです! ★★★★★
オリジナル・4・メンバーズ・オブ・エイジアとしては、彼らのサイトで発売されている3種の公式ブートレグ・ライヴCDと、本作のオーディオ版ライヴCD、そして本作があるものの、本作以外の計4種は、ミキシング卓からライン録りしたかのような、クリアだがエコーや観客の歓声が薄く、臨場感や迫力を感じられないものだった。

また、他の方も書いておられるが、流石に往年の演奏力が望めない状況で、エコーが薄い音像では、キメやユニゾン演奏のズレや、カールのタイム感の怪しさがモロにわかってしまい、やや厳しい部分もあったのは事実。

しかし、本作はしっかりミキシングをしなおしており、ジョンのベースもカールのバスドラムも、ジェフのシンセの持続音もバランスよく収録されていて、臨場感も抜群、勿論映像で、嬉々としてファンと交流しながら演奏していくメンバーの元気な姿を見れば、堪らないような嬉しさが溢れる。

贔屓が過ぎるかもしれないが、一切ダビングは施されていない。多少の粗さがあっても、毎晩アドリブを効かした演奏を続け、ライヴに賭ける70年代プログレの魂が見えるようで痛快だ。

CDで、少々落胆された方にも、このDVDを見れば、きっと溜飲を下げてもらえると思う。
ただし、ボーナス収録の40分のメンバーインタビューは、内容的には既知のものばかりで、1回見れば十分だった。ジョン脱退や活動停止などの微妙な内容はさすがに聞けなかったのだろう。
円熟 ★★★★☆
ほぼ同時に入手したUKのライブと比べると悲しくなることも事実だけれど、これはこれで安心して聞ける部分はある。
どんなに太っていようと、どんなに歳とっていようと、これまでは決して見られなかったASIAの1枚目、2枚目の曲が見られることだけでも感謝ですね。
でもプログレマニアなら、UKのライブですね。
実際に見に行ったけど… ★★★★★
さっき届いたばっかり。早速見てます。
予想以上にこのDVDは良い出来というかよい音のバランスで収録されてますね。
私は3月10日のCCレモンホールで聞いたのですが、もっと演奏はヨレヨレだったような既に遠い記憶。
確かに原曲より気持ちスローだったり、スカスカな感じもまあ、思ってたより遥かによい演奏で収録。
学生時代にASIA IN ASIAを見てから20年、ようやくウェットンのいるオリジナルを見れただけでもよかったのもある。
TIME AGAINのイントロだけでいっちゃいそうでしたよ。
ハウのじいさんぶりも、「キミタチサイコダヨ」もみんな最高、オジさんの思い出に浸るにはたまりません。