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Castle in the Air

価格: ¥725
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Greenwillow Books
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   アブダラは、あまり裕福とはいえない若き絨毯商人。アブダラに失望していた父親は、バザールでささやかな店を開くだけの金しか彼に残してくれなかった。絨毯を売っているとき以外は、アブダラは空想にふけって時を過ごしていた。空想のなかでは、彼は実際の父の息子ではなく、長いあいだ行方不明になっていた王子の息子になる。それに、生まれたときに婚約した姫もいる。アブダラは実際の生活と空想との組み合わせに満足していた。ある日、奇妙な人が現れて、彼に魔法の絨毯を売るまでは。

 『Howl's Moving Castle』(邦題『魔法使いハウルと火の悪魔』)の続編にあたる魅力的な本書でも、ダイアナ・ウィン・ジョーンズは壮大なスケールで軽快なテンポのファンタジーを見事につくりあげている。この物語のなかでは、人も物もけっして見た目どおりではない。良い魔神に悪い魔神、瓶のなかの精霊、魔法使い、魔女、猫と犬(でもほんとうに猫と犬なのか?)、さらわれた姫が大勢いる不思議な空飛ぶ城、さらには不可解なふたつの予言も登場する。物語は人をからかうような紆余曲折を繰り返しながら加速していき、やがて予言が現実のものとなり、いろいろなものの真の姿が明らかになる。そして、息をのむような、驚きでいっぱいの文句なしのエンディングで、すべてが見事に解決する。

「空中の城」はたしかに実在する! ★★★★☆
前作の「動く城」から遠くはなれた砂漠の国を出発点にくりひろげられる、「アラジンと魔法のランプ」みたいな冒険の物語。
本当は自分は王子なのだといつも空想にひたってゐた善人の(そしておそらくは相当にハンサムな)主人公が、この上なく美しく聡明なお姫様と不思議な現実の恋におちる。主人公には、物語に約束されてゐるはずのハッピーエンドがもちろんみえてゐない。お姫様をさらった魔神のトリックに翻弄されるやうにして、英雄に成長していく。
結末では、前作でお馴染みの登場人物もほぼ勢ぞろひしてみんなの目がひらかれたときに、厄介ばらひされなければならなかったものがある。それは一体なんなのだらう。「悲劇」とは正反対の結末ゆゑに、かへってファンタジーをおそろしいと思ふことがある。
面白い!! ★★★★★
面白かった~ ハウルの動く城の続編だけど、後半になるまで彼らはでてこず、主人公はアブダラだけど、正直、ハウルの動く城よりも、わくわくしました!
すごい読んでて楽しかった。
最後、色々とまたねたばれがあるけど、あーそういわれてみれば!!
みたいな感じでこれもまた楽しい瞬間です。
おすすめ!
再び魔法をとく話 ★★★★☆
言わずと知れた、Howl's Moving Castle の続編です。しかし、約半分まで読んでいってもハウルの「ハ」の字もありません。絨緞を売って生活している Abdullah が空飛ぶ絨緞を手に入れて Sultan の娘と知り合い、結婚の約束までした時に Djinn にお姫様をさらわれてしまいます。Flower-in-the-Night という変わった名前のお姫様を捜すうちに傭兵と知り合い、一緒に旅をしますが、その行き先が、Ingary です。やっとハウルの動く城の話とつながっていくのですが、この話は、最初の話よりも更に複雑に魔法で歪められた世界となっています。

最後の謎解きでアッと言わされるという感じの展開になりますので、根気よく話に付き合っていく必要があり、その努力は一気に報われることになります。

あっと驚くエンディング。 ★★★★☆
ハウルが全然出てこないし(笑)。というと語弊があるかもしれませんが、私は一冊目よりもこちらの方が好きです(1冊目は内容を知っていたからかもしれませんが)。エンディングでは意外な所が意外な所に繋がっていて、おお!とちょっとビックリしました。予想も出来ませんでしたね~。Flower-in-the-nightは日本語役ではどんな名前になっているのかちょっと気になります。一冊目を読んだ方ならこちらも読んでみたらどうでしょうか?こちらはこちらで楽しめますよ!
原書に挑戦しようかなと思っている方へ ★★★☆☆
児童書という区分けをされていますが、原書で読むとなると難しいです。単語も難しいし、常識では考えられない状況が出てくるので”なんじゃ、これ?”という所がたくさんありました。猫がいたはずなのに、いつのまにか巨大な生き物が出ていて、どうやら猫が巨大化したらしいなあ、、、なんてずいぶんあとになって気づいたり。よほどファンタジーに慣れているとか、ファンタジー大好きというのでないのならあまりおすすめしません。
内容は、前作のハウルの動く城よりおもしろいと思いました。元気なお姫様が出てきて男の既得権について”不公平だわ”と、ばっさりきるところは思わず喝采でした。