作者の本では一番面白く感じた作品でした。

文官の主人公が弓を引ける様になるまでの努力している描写が欲しかった事や、ヒロインが主人公に懐くまでをもっと掘り下げて欲しいなど物足りなく感じた箇所もありましたが、こなれた文章で楽しめました。

ヒロインの性格はあまり好きな感じではないのですが、自分の責務となってしまったことに正面から挑む主人公には好感が持てました。

ラブコメは好きだけどちょっと食傷気味かなと思った時に読んでみてはいかがでしょうか。

1巻で話が終わりません。2巻まで一つの話が続きます。いろんなラノベをいままで読んできましたが、こういうものって普通なんでしょうか？自分は1巻ごとで完結が普通、少なくとも第１巻目でこれはないと思うのですが…

本作は完全に主人公の成長物語。1巻の時点で途中からヒロイン・山猫姫が空気に。主人公以外はあくまでサブキャラクターで、ヒロインのかわいさを押し出さない珍しい作品。どっちかというとジャンプなどの少年マンガっぽい。

内容はまぁまぁ。主人公の成長が早すぎる。作品内の時間ではかなりたっているのだろうけど、馬に乗れたり、弓を使えるようになったりする過程が少し飛ばしすぎな感じがする。あと山猫姫も山猫と称されるほどの暴れっぷりに最初は魅力を感じていたのですが、主人公の教育で後半はもうほとんどただの元気な女の子になってしまいました。というか主人公主体だから扱いが雑になったという感じにも受け止められました。

可もなく不可もなく、読むものがなくなって何か適当に読みたいと思っている方にはちょうどいいんじゃないでしょうか。

この作者のほかの本を読まさせてもらいましたが、あまり面白くなかったので
期待せず読みましたが、中々面白いです
すこし御都合主義な話ですが、設定が良いですね

最初、表紙を見たとき
「よくあるラブコメか」って思いました。
でも、カラーイラストで主人公が弓を構えている姿がかっこ良くて、買いました

自分からすると、かなり魅力的な主人公です。
基本的に善良で、謙虚なタイプなので最初はヘタレに見えますが、どんどん主人公がかっこよくなって行きます。よくあるパターンです。だが、それがいい！

今回は(というかいきなり)次巻に続く話です。正直、いいところで終わります。
はやく続き読みたーい！！ｗｗｗ

鷹見一幸さんのファンであります。新作が出たので早速購入し読んでみました。内容は”でたまか”の異世界中国編みたいな感じですね。マイドとちがうところは、最初ヘタレであること。しかし次第に頭角を現していくことや、主人公が自分を謙遜するところなど、鷹見さん独特の個性があります。また、先にも書きましたが、主人公が最初ヘタレであるところや、周りに有能な人物があつまるところなど、小さな国の救世主っぽいでしょうか。
ファンなら読んでおいて損は無いと思います。