ジャケ買い。何気なく買い。損は絶対にしません!
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ここ数年ライトノベルと言う書籍を初めて読み始め、当時色々と出版される
ライトノベルを読んでおりました。
それこそ衝動買いや、ジャケ買い、何気なく手に取って購入など。
この書籍も何気ない書籍の1つで終わるハズだったのですが・・・・
めちゃくちゃ面白いです!!
作者様の様にうまく説明が出来ないのですが、文字を読んでいるのですが
作中の風景、景色、情景、と言うものが見えてくると言うか。
架空の世界なのにスッとその作中の世界が見えてきます(私は)。
何か読んでみたいな。
とお考えの方に是非読んで欲しいと思います。
アレ・キュイジーヌ(料理開始!)
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今回 晴凛(主人公)に「弓の才」を持たせたのは何故だろう。
通詞(通訳)のスキルは2つの民族/国家が有る以上、両方の気持ち/立場の分かるモノとしての能力として非常に大切だし、ミーネ姫の家庭教師としての条件だし。
参謀としての伏龍が居るし、晴凛に拠り所を与えたかったのだろうか?姫を守る騎士に武器が必要だったのだろうか?
ミーネ姫を娶るためには何か武芸が必要だった?物語をサクサク進めるため?
案外 晴凛に弓を習わせたら、勝手に達人になっちまったなんてオチなのかな?
○○○○パンチとか「うまいぞー」といった遊びも有りますが、救いようのない人やら場面もありで。
人/物/金 が集まって来ました。次巻 戦争になるね。
鷹見作品のスゴさを改めて実感
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相変わらずの引き出しの多さ、展開の上手さに驚嘆
今回も非常に面白く最後の1ページまで飽くコトなく読み進められました
私事ですが自分は、私腹を肥やすための政治裏での画策や道理の捻じ曲げを許せないタチです
それだけに主人公達に大いに賛同、自分も馳せ参じて共闘したい、そんな気持ちにさせられました
策が成った時など、ホント胸が空く思いがしました
ただの勧善懲悪モノではなく、読者の正義感のツボを突いて共感を誘う展開は最高です
もちろんミーネ達の『萌え』方面も美味しく頂けましたしね
読み終わった後にただ「面白かった」で済まさず、
行動意欲や感情を揺り動かされるような大満足の一冊でした
表紙が今巻の内容を表す!
★★★★☆
収録内容
序章 第一章「憂国の義士、侘瑠徒に起つ!」 第二章「侘瑠徒の王」
第三章「ミーネの秘策」 第四章「料理対決」 第五章「現金輸送」
第六章「嫁選び」 第七章「襲撃」 第八章「奪還」 終章
第2巻から一気に帝国との戦いになるかと思いきや、侘瑠徒側では晴凛を巡る二人の女の戦い〔料理の鉄人(笑)〕に・・・そして帝国側では晴凛の兄光凛がまたしても帝国のお偉方の陰謀に・・・
序盤から中盤にかけては戦闘のインターバル的な話でこの巻はこのまま終わるかとおもえば鷹見作品らしい官僚の陰謀が炸裂します
次巻が待ち遠しい
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痛快なだけの英雄譚とは違う、世界観を丁寧に構成していく作品作りには
好感が持てる。
次巻の発売が待ち遠しい。