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Great Expectations (Penguin Classics)

価格: ¥949
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Penguin Classics
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Love and Friendship ★★★★★
As is obvious from the title, the protagonist in this story is believed to inherit all of the "Great Expectations" from a quite rich woman, an astounding irony awaiting him.
This is a tale of love and friendship, through reading which you might come to believe that there is something invariable in the world, where everything varies.
真の偉大な人物とは?の答えを教えてくれる作品 ★★★★★
ピップ少年には両親がいないので、かわりに20歳ほど年のはなれた姉が面倒を見てくれています。姉にはジョーという名の鍛冶屋の亭主がいます。姉はピップに対し「私が育ててやった!!」というのが口癖でジョーに対してもいつも高圧的な態度をとってばかりいます。そんな環境の中ジョーはピップをとても大事に可愛がってくれます。ジョーは自分では自分のことを学がないとピップに対し謙遜しますが彼の発する言葉は意味深いです。それはジョーが人生の中で自分の頭で考え生きてきたからこそ出てきた言葉なんでしょう。「If you can't get to be uncommon through going straight, you'll never get to do it through going crooked. Pip,live well and die happy」ジョーの言葉の中で私が特に感動した言葉です。

作品の中では他にもいろいろな人が登場します。それぞれが、「こんな人身近にいるな」「あの人に似てるな」と思えるような人ばかりです。自分をいかに有能に見せるかだけしか考えていない人。お調子者の人。思わず笑ってしまうシーンがたくさんあります。

月日は過ぎ、ピップはある人の好意で遺産を得てロンドンに行くことになりました。いつもピップのよき理解者であり成長を見守ってくれた優しいジョーのことを、ピップは次第に忘れていくようになります。ジョーはピップのことを忘れないのに・・・。

人が人に対し感じる愛情、友情、恩、虚栄心、恨み、そういったもの全てがこの1冊に入っています。この作品に出会って、ディケンズが何故時を超え人々に愛され続けるのかがわかりました。イギリス産業革命後の急速な社会・価値観の変化の中で書かれたこの作品。21世紀の今読んでも全然色あせていません。本当に偉い人とはどんな人のことなのか?それについて考えさせられる作品です。最後まで読み終わったときは深い感動に包まれました。もっと若いうちにこの本に出会っていたら良かったなぁと思います。

ハラハラドキドキ、ディケンズの名作 ★★★★★
村の鍛冶屋の子ピップは、秘密の人物から大いなる遺産の相続者に指名され、故郷を捨ててロンドンに出て行く。激しい運命に押し流されるピップの一途な恋はどうなる?

ピップ少年を取り巻く多彩な人物の描写、そのユーモアに満ちた筆致にニヤリ。愛ゆえに泣くピップのいじらしさにホロリ。悪を極めた男たちとそれを助長する社会の矛盾にガックリ。というわけで、どこを切っても面白い小説です。

ただし、TOEIC530レベルの私には難しい単語が多かったので、読むのに半年ぐらいかかってしまいました。当時の風俗などを説明した注釈がありますので、翻訳を読んだときにくらべてその点はわかりやすかったです。

付録として、初めて出版されたときのラストシーンがついており、お買い得ですよ。(これは不評だったのでディケンズが変更したのだそうです)