私はフランス語を始めてから1年位ですが、フランス語圏で少しフランス語学校で習った程度であとは独学で勉強したため、文法等が体系的に頭の中に入っておらず、フランス語で会話する際も出鱈目な文法を用いていました。
しかし、このトレーニングペーパーを行うことにより、何度も同じ文法や単語を書いて、読んで、聞いて学習できるので、今まであやふやであった文法が頭の中で整理できました。
私は、殆どの単語や文法はあやふやながら知っていたため、進めるのには苦労せず、知識の定着という意味で大いに役立ちました。一通り学習が終えた方が総復習という形で使用するのもいいかと思います。

あと、与えられたものをこなすだけで、書き込んでいけるため、他の文法書に比べ勉強が進めやすいように感じます。

ただ、この続編の文法中心学習（２）が現在品薄で入手するのに苦労しました。

フランス語の文法がみっちり学べる良書。
「文法の詳しい説明」→「それを用いた演習（たくさん）」という構成で、無理なくスムーズに独学できる。

毎日1章（2時間くらい）やるとしても、上下巻合わせて、2〜3ヶ月かかる。根気さえあればOK。仏検3級くらいなら余裕。2級にも通用する。

１の後編。2冊やりとげて初めて完成する。
終わった後も、文法解説部分はかなり分かりやすく、何度も参照した。

発音・つづり・単語・文法を段階的にゼロから学習するのに良い本だと思います。単語や文を２，３回ずつ書かせて反復練習させるというものですが、私の使い方はちょっと違います。基本例文と文法説明を読んで理解したら、本には直接書き込まず、別のノートにそれぞれ１０回ずつ書いています。ここで大事なのは、必ず自分で発音しながら書くということ。手が痛くなるのと喉が渇くのに加え、たいへん時間がかかりますが、記憶によく残りますし、何より勉強しているという手ごたえもあって私にとってはベストな教材＆勉強法です。時間のない方には相当な意思が必要かもしれませんが、それでもこの本にはあきらめず何度も取り組んでみてほしいです。

何度も書かせて覚える形式。
以前の課で出てきた単語がひょいっと出てきて、性別はおろか意味まで忘れていたり、そこでまた調べて思い出す。というよい反復練習ができます。
説明を読んで完全に理解していなくても、繰り返すことによって体で覚えていくというのは語学の練習にはとてもよい方法だと思います。

ほとんど苦痛なまでに、簡単な単語でも何回も書かせます。
あまりにも簡単であるために、時間がかかるといって手をつけないひとがいます。
でも、初めの外国語の勉強は、そういう基礎の反復練習ではないですか？　スポーツなどと同様に、基礎力はいつでも応用学習の土台になります。

この２冊を大学１年生の前期（夏学期）終えると、あとの学習にとても役に立つことを保証します。また、この本を終えると、センター試験のフランス語くらいは余裕で読めるようになるはずです。