とりわけ、うしおが去りたった独りで白面と戦い、そして敗れたとらを復活せしめるため、真由子が幽体となって訪れるシーンは涙なくしては読めない。ヒョウの最期の戦いも、彼のファンには切なすぎるだろう。 すべての謎が明らかにされ、うしおととらは再び共に白面に対する。
全巻通してこの巻が最高のクライマックスといえる。これを読まずに「うしおととら」は語れない!という一押し。 でも最初に読んじゃだめです。