インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

Death in the Freezer (Oxford Bookworms Series)

価格: ¥645
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Oxford Univ Pr (Sd)
Amazon.co.jpで確認
ストーリーは練られているが、読了後の印象はよくない ★★★☆☆
Oxford Bookworms LibraryのStage 2(700語レベル)
語数6,180  YL 2.7

本書は主人公Ellen Shoreの視点でずっと書かれている。そのため、本書中に出てくる
"I", "me"という表記で表わされるのはこのEllenのことである。
また、本文冒頭にいきなり"I killed a dead man. That's why I'm in prison." と
ストーリーの帰着から始まる構成も面白い。

この主人公Ellenは少女時代には両親から大きな愛情を受けて育てられてきたが、
弟のAlが誕生してから人生が変わり始める。両親の関心がAlに向かい、自分に引き付け
られないことに苛立ちを覚え、やがてはAlへの憎しみの気持ちがわき起こる。
成人になってからも、Ellenは若くして子どもを持ち、貧しい生活を送っているのに対し、
Alはロック歌手として大成功し毎日優雅に暮らしていたことに、Ellenは内心忸怩たる
思いでいた。

しかしAlはある原因からエイズに罹ってしまい、その命をつなぎ止めるために、友人の
Future夫妻からあるとんでもない話を持ちかけられる。その背後には大人の汚い欲望が…。
ここからタイトル"Death in the Freezer"につながっていく。

話の構成は良く練られていて、筋は追いやすく、登場人物も有機的に関係してくる。
ただ、本書を通して、嫉妬、お金、ドラッグ、駆け引き…といった大人のいわば
「どろどろした」欲望が描かれていて、読了後は決して爽やかな印象は受けない
本であった。本を通して重い空気感が漂っているが、そこを好むかは好みの問題
であり、人により印象が異なる本だと感じる。
洋書にはまりました ★★★★★
多読には以前から興味がありました。でも英検などのように、直接試験に関係ないものだし・・・と思っていましたが、資格試験の勉強よりはるかにおもしろいです。やはり英語の勉強は楽しんでするべきだと思います。子供の頃は、弟に両親の愛情を独り占めされて寂しい思いをして育った主人公は被害者だったのに、最後に加害者になってしまうなんて・・・・単にミステリーだけに終わらず、姉弟の育て方にも考えさせられたストーリーでした。私も親として上の子より下の子をついかわいがったことについて反省してます。
あなたならどうする・・・? ★★★★☆
現代の医学では治せないような深刻な病気にかかった人を、冷凍して未来までその肉体を保存する技術が出来たとしたら・・・、その家族や、その冷凍に携わった人間はどうすればいいのだろうか。複雑な姉弟関係や冷凍された本人を取り巻く様々な人間の思惑などが交錯し、事態はさらに混迷を深めていく・・・。そして、やがては取り返しのつかないことになってしまう。

この本は小説ですが、近未来でひょっとしたら起こりうる、という問題を重厚な雰囲気で書き上げていて、淡々とした展開とは裏腹に人間の裏側に渦巻く黒いものが上手く描かれているのです。

割と易しい英語で書かれているので、英語に自身がない人でもさくさくと読めるはずです。是非読んでみてください。もちろん得意な人にもお勧めです。読むうちにどんどん引き込まれていって、あっという間に読み終わってしまうでしょう。

他のレビュー違う本なのではなかろうか? ★★★★★
この本は非常に面白かったですが、他のレビューの内容は
別の本の話なのでは?

小さい頃から親の愛を知らずに育った主人公はやがて看護婦に、
幸せに育った弟は有名なロックミュージシャンに成長します。
主人公は、弟の身の回りの世話をして尽くしますが、
弟は何も返してくれず、殺意を持った姉は・・・

というお話です。ラストのどんでん返しがすばらしい。

大人の読み物として面白い ★★★★★
ステージ2(700語)
私にとって、この手の本を読み始めて46冊目です。
レベルを考えれば仕方がないのでしょうが子供っぽいものが多い中で久々に大人の読み物でした。
扱った題材も新鮮です。
特に最後の法廷でのやり取りなどは、このレベルにしては面白いと思います。