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ワインバーグのシステム思考法 ソフトウェア文化を創る〈1〉

価格: ¥3,675
カテゴリ: 単行本
ブランド: 共立出版
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品質とは何かの焦点が ★★★★★
最初の話題であるワードプロセッサの不具合は、製品の制約条件を明記し、明記していなかった頃に売った相手で制約条件がつくならいらないという人に返金すれば済む話しではないだろうか。
本当に必要な解決策とは違う方向へ議論が進んでいないだろうか。

Qaulity is Freeの引用は興味深い。
その後に続く成熟の分析で、最初を無意識という位置づけにしている。
これこそが、適合したものと同一なのではないだろうか。
無意識と適合が同じであれば、これは輪廻であって、一次元的な右肩上がりのモデルではなく、有効なモデルと為る可能性がある。最適化の極限が無意識であることは、プロの仕事を見れば明らかではないだろうか。
「ソフトウェア文化を創る」の勧め ★★★★★
 さて、僕もずいぶん歳をとった。かつて、μPD-751Dという4ビットチップでマイコンを組み立てた中学生は、もう40歳をとうに超している。ハードウェアからソフトウェアへ移り、機械語から高級言語、構造化プログラミングからオブジェクト指向と、マイクロプロセッサの渦中に身を投じてきた。そして、いつのまにかソフトウェア管理者めいたことをやらざるを得ない羽目に陥っている。
 人よりも熱心にこの役割を演じてきたつもりではあったけれど、このソフトウェア管理者というものは、なかなかどうして、気力を消耗させるものだった。頭はいいかもしれないが、人との関わりにその能力を全然注がない人。ソフト技術者としての職業意識の薄い、ソフト屋としての自己評価の低い人。(そのほかでは高いのだが)あるいは、物言わぬふつうの人たち。
 客先もいろいろな人がいる。やりやすい人、やりにくい人。トラブルが起こった時の費用。再スケジューリングと機能削減交渉。崩壊する家庭生活、健康で贖(あがな)われるスケジュール。

 それらの気骨の折れる仕事に、自己流の対応でなんとかやってきた。ビジネス書も読んだり、心理学をかじったりもした。しかし、それらの記述はは隔靴掻痒、いったんソフトウェア世界に変換しなければならない。この本には、そのものずばり、ソフトウェア工学組織における様々な応用問題、基本問題が記されている。そのまま脳内変換することなく、「使える」のだ。
 それは、そのままワインバーグの職業生活の軌跡でもあったのだろう。僕はようやく、羅針盤と航海図を手に入れた気持ちになった。ここには驚くほど、僕が苦労してきた問題がかかれている。そして、どのように対処すべきかについての、工学屋として至極まっとうな方針も。曰く、計測して、制御せよ。
 
 もちろん、これは旅の始まりに過ぎない。しかし、このような先達の業績を得ることがどんなに力強いことであるか。我々は、個別にソフトウェア組織のスパゲッティを解きほぐす方法を再発見しなくてもいいのだ。
 ----すべての糸口は、「ここ」に書かれている。

いろいろな視点を教えてくれる本 ★★★★★
ソフトウェア開発プロジェクトの現場とその集団が従う力学について考察した
本、なのだけれど、適用範囲がもっと広い本のように思う。
キーとなるメッセージは、
「大切なのは出来事ではなくて、出来事に対する対処の仕方である。」
そして、出来事に対処するために必要なモノを、システム的な視点で掘り下げ

ていく。システム開発自体をシステム開発の視点で分析するというユニークな
本である、とも言えるかもしれない。
システム開発のみならず、いろいろなグループの中で仕事をする場合のに重要
ないろいろな視点を教えてくれる本であると思う。
ただ、いかに行動すべきかという面では若干弱いような気がするが、それにつ

いては、同じ著者の「スーパーエンジニアへの道」にという本があるので、そ
ちらを読むべきなのだろうけど。

理工系(中間)管理職の必読書 ★★★★★
本書から始まる全4巻のシリーズは,順番に全巻読破することを強くお勧めする。私はソフトウェア開発とは程遠い,ちょっとコンピュータをかじる程度の医者だが,本書の内容はソフトウェア開発企業に勤めるシステムエンジニアやマネージャーのみならず,理工系学部出身の中間管理職以上の人々には非常にためになると思う。 ただ,この本とそれに続く3冊を一度読んだからといって,誰でもワインバーグのようになれる訳ではないが。
このパターンは応用が利く! ★★★★★
この本はコンピュータのシステム設計は如何にすれば上手くいくかということが書かれていますが、 よく読むとシステム設計だけでなく、あらゆる問題解決に応用が利く内容です。 いや、応用というよりか会社の経営を如何にするかと置き換えても、そこらへんのマネジメント本 よりはるかに役立ちます。前書きにも書いてあるように著者が「文化」というものに主眼を 置いているからだと思います。コンピュータに携わる方はもちろん、経営者の方にもおすすめです。