【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:酒井敏行/著 出版社名:情況出版 発行年月:1997年04月 関連キーワード:サカイ ノ ゲンダイブン ミラクル アイランド ヒヨウロ さかい の げんだいぶん みらくる あいらんど ひようろ、 ジヨウキヨウ シユツパン ジヨウキヨウシユツパン 3639 じようきよう しゆつぱん じようきようしゆつぱん 3639、 ジヨウキヨウ シユツパン ジヨウキヨウシユツパン 3639 じようきよう しゆつぱん じようきようしゆつぱん 3639
団塊の世代が作った本
★★★☆☆
まず、受験本として早稲田などの評論文を解く為の方法を身につけるためには、悪くはないと思います。さすが、元有名講師といった感じです。
ただですね・・・個人的になんとなく筆者の思想が色濃くですぎだと感じました。 まさに『団塊の世代』って感じの主張が、多々見られます。 たとえば、後書きの『受験体制をぶち壊して、青春の自由解放区を手に入れよう』だったり、愛国心を持つことは悪いことである、と言うような意味合いを含む記述が多く見られます。終いには、個人主義こそが1番大切だということを、暗示させる内容で締めくくってあり、思わず、『これって扇動本???』と思ってしまいました。
結論を言いますと、純粋に『評論文を解く為の方法を身につける』という意味では、星★★★★。 受験本としては、星★★。ですかね・・・ 抵抗がある人は、他の参考書で学習する方が無難かも。
これはいい!
★★★★★
対比を意識することにより、テーマや定義がおのずとつかめてきます。
対比を意識しながら読むということが本書には書いてあります。
自分は著者のアプローチ法と似たアプローチ法の講師に習っていたため簡単に理解できた上に、現代文がかなり伸びました。
難関大志願者は勿論、受験生みんなに読んでほしい
★★★★☆
高校時代(現在大学二回生)に、早稲田ならびに難関私立の現代文の対策として使っていました。内容は文章を含め、多少難解なところはありますが、最後まで一通り頑張って読んでみると早稲田の問題でも驚くほど解けるようになっていました。(無論個人差はあると思いますが)他の方のレビューにもありますが、本書は全編通して同じ文脈や語句を「わけ」て、それらを「つなぐ」という読解法を用いており、最後まで読みとおすことにより、文構造が自然と見出せるようになりました。確かに、過去問などで問題演習しまくるのも一つの勉強法として有効ですが、この本のように、一つ一つの文章の文構造をじっくり理解していくことも、読解力UPには大事なのではないかと思います。
ただ、テストにはもちろん制限時間があり…古漢文との兼ね合いもあって時間配分が不可欠ですので、解く時間を短縮するトレーニング等は別途必要になるのではないかと思いました。本書では、わけてつなぐことによって構文が把握しやすくなって時間も短縮できるというようなことも記してありましたが、私はかえって複雑に考えてしまって時間がかかるようになってしまったこともあったので…。自分なりの解き方がある人ははっきり言ってこの本を参考にしないほうがいいと思います(笑)
でも、現代文で伸び悩んでいる人はこの本を読んだら確実に点数上がります。「百聞は一見に如かず」ですので一度読んでみてください。国公立志願者も私立専願の人も。良書です。
よく見ても3★
★★★☆☆
内容は使う人次第といった感じ。
論理の運び方等は悪くはないが、説明が長ったらしいわりには解りにくい部分も多い、
そしてなんといっても、問題が別冊になっていないので見にくい。
ちなみに早稲田対策にとネットでは言われているが、
わざわざこの本一つだけを取り上げて早稲田対策にと奨められるかは疑問。
というのも、これといって早稲田特有の問題形式を扱っているわけでもなければ、
国立系の記述問題も扱っている
何故これが早稲田対策と言われてるのかよく分からない。
それと、この本の一番の欠点は、筆者の左翼思想の能書きがダラダラと書かれているところ。
自分は右、左どちらでもないが、こういう筆者の個人的な思想を
「受験参考書」に書くことはどうなのかなと思う。
一行や二行ならまだしも、丸々1ページ使われていたりする。
そこが無ければ4★です。
良いです
★★★★★
とても良いと思います。これをやれば、簡単なようで意外と難しい、主題を見つけ、飛ばさず、正確に読む、と言うことを意識できるようになると思います。 どなたかのレビューで、すべての現代文が二つに分けらる訳ではないとありました。確かに、日本人の文章は最初と最後で違うことを言って意外性を出したりする(起承転結)ほうが好まれ、論理が通ってないことの方が多いのですが(天声人語など)、ちゃんとロジックを勉強された方の評論文なら意見は一貫しており、言いたいことは一つです。偏差値のあまり高くない大学ならありえますが、難関とよばれる大学の評論文はすべてしっかしたロジックで構成されていると思います。この本で学び、それが分かるようになった気がします。そして、受験のために現代文を解く、と言うよりは、評論文を理解し、自分の知識を増やすために読む、と言う風に考えられるようになりました。すべての人に適しているわけでは無いかも知れませんが、僕の中では一番でした。