古文・・
★★★☆☆
なんか古文・・・
出来そうな気がする〜〜w
本末転倒
★☆☆☆☆
若者間の友達言葉を意識して古文の読解・解法を分析しています。
「テスト中に全訳しようとして、時間食って、あせって即死!まじありえねー」と、繰り返されます。
しかし、その文体の故か分析不足なのか、著者がいう「古文なんてチョろイチョロイ」が、全く同感できない。
俺が思うに、この本は「古文ができる人から見れば、試験問題の解法はシンプルなんだ」という本。
しかし古文ができない人には、依然高い山が目前に聳え立っているのであって、頂上まではシンプルかもしれないが長い山道を登らなければならない。
間違っても「シンプルな山道」を知ることが、頂上に立っていることとは同義ではなく、また道に迷うことが山を知る上ではとても大事なことも忘れてはならない。
古文ができるようになる近道は、反射的に全訳に近い読解をできる力(センターでは満点)を養った者がはじめて考えるべきなんだ。
おそらくこの本は初心者が近道を探して(俺・・・)手を出してしまうのでしょう。
なんだか、改心して頑張ろうと逆にやる気が出ました・・・。
評価が分かれているようだが・・・
★★★★★
評価が分かれているものの、明らかに名著である。
ただ、この方法論を完璧に使いこなすためには読み込む必要がある。
今までの古文読解といえば、文法と単語と古文常識と若干の講師オリジナルの方法で読み解いていくというものであったが、そういう旧態依然の読解とは一線を画す。
現代文のできる人には特に合うだろう。文法法則は違うものの、元井氏の言ってることは英語であろうと、現代文の評論であろうと当てはまる。
ただ、読解法はやや抽象的。だから、血肉化する作業を怠ってはならない。
一番受験生が使えるやり方だろう。ほとんどの人が解けない難問を除けば、膨大な暗記など必要ではない。難問では差がつかず、知識を問う問題の配点は低い。
楽しい→偏差値アップ
★★★★★
私感的レビューで申し訳ありません。
古文単語と文法をある程度やった方に勧めます。
上記のようなレビューになるのは決まっていまして、結構アバウトな感が致しました。
それ故に、古文単語・文法をやった方に見られる典型的な読み方から、正しい精読に変わることと、点の取り方つまりは、読んでいて、たとえ一文が正確に読めていなくとも必ず同じやり方で点を取れる方法が載っています。
これを自由自在化するまでに、その後追求が始まります。
どのパターンで問われるか、その問いの解までにどうやって辿り着くか。それらを追求しまくるには、かなり労働力を必要とします。
先に答えを見てから追求するやり方をこの筆者は最後に推しています。
それ故多少の労働は省けますが、なぜ。どうやって。を追求し、
それではこのやり方で他の問題を解く場合、どうすれば良いか、または類似問題だとどうやって判断するか。
と追求する場合はあらゆる方向性を見出して考えなければなりません。
また、文学史の場合はこの本では通用しませんし、文法、単語推測もこれをやって、すぐに採れるわけがないです。
よって上記に当たる問題もありますが、説明が簡潔で、初心者には分からなく、読解力を鍛える参考書なので、逆効果になる場合もあると思います。
単語文法を押さえた方は必ず、英語みたいな精読、つまりは副詞とか助動詞とか、一文を訳すのにかなり正確な読み方をし、無駄な時間がかかるわけです。
そして、時間が無くなりよく分かんないまま、設問に入り、挙げ句の果てに問題文の物語を作ってしまう。
そんな事で点数が上がるわけもなく、古文がつまらない訳です。
単語文法を覚えるまでにいくらの時間を費やしたか。全く報われないわけです。
そんな方にお勧めします。
私の主旨は理解頂けたと思います。
楽しさは必ず偏差値アップに直結します。
従来の本とは一味違う
★★★★☆
古文を解く時間は20分しかない、古文に時間をかけるより英語を勉強せよ、万人にあう勉強法はない、、、などなど従来の参考書があまり言わなかったことを書いている点が良い。そして従来の自分で解く古文学習法では時間がかかりすぎ問題数がこなせないという意見も肯定できる。ただ、問題を解かずに答えを見て実力をつけるという方法は下手すると本当に解答力がつかないおそれがあるので注意。この方法は勉強することが多い割には解答時間と配点が少ない古文だけにする点に学習者は注意。予備校から出てる本ではないので解説がやや冗長だったりわかりにくい点があったりレイアウトが見づらい点があるのでマイナス一つ、だが全体的には非常にいい本。特に、古文の勉強法を何も教えてくれないような高校に通ってる人や、ある程度勉強してるのに実力がついてないように感じられる人、古文勉強法がまったくわからない人におすすめ。