あのジョアン・ジルベルトの娘である。もし「ど演歌」のように「どボサノヴァ」「どブラジル音楽」というのがあるとするなら、そんな音楽とはほど遠い。いわばボサノバのニュー・ミュージック。まごうことなきボサノヴァではあるが、「濃さ」も、ほどほど。つまり現代的なのだ。ポルトガル語の響きも美しいが、英語でコール・ポーターの「ナイト・アンド・デイ」を歌っているのも、なかなかいい。現代ボサノヴァはかくありたい。という一枚にして癒やしの音楽。

あのジョアン・ジルベルトの娘である。もし「ど演歌」のように「どボサノヴァ」「どブラジル音楽」というのがあるとするなら、そんな音楽とはほど遠い。いわばボサノバのニュー・ミュージック。まごうことなきボサノヴァではあるが、「濃さ」も、ほどほど。つまり現代的なのだ。ポルトガル語の響きも美しいが、英語でコール・ポーターの「ナイト・アンド・デイ」を歌っているのも、なかなかいい。また、ほとんどの曲がオリジナルであるが、美曲ばかり。作曲の才能もある。現代ボサノヴァはかくありたい。という一枚にして癒やしの音楽。

あのジョアン・ジルベルトの娘である。もし「ど演歌」のように「どボサノヴァ」「どブラジル音楽」というのがあるとするなら、そんな音楽とはほど遠い。いわばボサノバのニュー・ミュージック。まごうことなきボサノヴァではあるが、「濃さ」も、ほどほど。つまり現代的なのだ。ポルトガル語の響きも美しいが、英語でコール・ポーターの「ナイト・アンド・デイ」を歌っているのも、なかなかいい。現代ボサノヴァはかくありたい。という一枚にして癒やしの音楽。（松本敏之）