アコースティックライブ
★★★★☆
改めて、キースの良さが解る一枚では?ロンも同様ですが,ストーンズの屋台骨は矢張り彼でしょう?ミックは象徴ですね。この年に成ると、ブルース基調な、落ち着いたストーンズも有りですね。若い頃の激しいものは少し耳障りな感じに聞こえてくる、オジサンには鱗物でした。一聴の価値有り、こんな隠れアルバムが有るとは?然し、キース肺ガンとか心配ですね?常にくわえています?こんな素っ裸な条件での技術がひしひしと伝わってきます。
ルーズさをシンクロさせると。。。最高の名盤です!!!
★★★★★
1995年、THE ROLLING STONESのアコースティック・Live盤です。
「Voodoo Lounge」のツアーで、1995年3月に来日、
コンサート中盤に、アコースティク・セットを設けることを決めたバンドは、
リハーサルの為に、東芝EMI・第3スタジオでセッションし、それを録音。
この東京でのセッションが、思いの他、良かったので、
各地でアコースティクLive、スタジオセッションを行い。。。
。。。これらの音源を1枚のアルバムに仕上げたのが、「Stripped」です。
音源は、
tr. 1,9 from The Paradiso Club, Amsterdam, Holland
tr. 2,4,8,11 from The Olympia Theatre, Paris, France
tr. 3,6,13 from Lisbon, Portugal
tr. 5,7,10,12,14 from Tokyo, Japan です。
(ちなみに、Bassは、Darryl Jonesです)
アコースティックになったからといって、曲そのものは、あまり変わりません。(分かりますよね?)
また、アコースティクと言いながら、所々にエレキ・ギターの音が入っています。
。。。ですが、
ロックの定番ともいえる名曲の数々が、「新鮮なアコースティックの響きを持って、リフレッシュ!」という感じがします。
どの曲も、新たな躍動感、新たな輝き、新たな生命を放っています。
。。。そして、Bob Dylanのカバー「Like a Rolling Stone」!
威風堂々! 最高です!
私は、特に聴きたいCDがないとき、やる気が無いルーズなときに、コレをよく聴きます。
「自分のルーズ」と「ストーンズのルーズ」が、シンクロして、
ストーンズの曲、ミックの声、キース & ロニーのギターが、染みるように楽しめます。
「思いの他、良かった」1枚です。
聴く回数、聴く年月を経るにつれて、更に「思いの他、良かった」な1枚。。。一生もののアルバムです!
「ストーンズ・ファン」にとっては、「隠れ名盤・裏名盤」なアルバムだと思います。
また、「ストーンズは、あまり。。。」なんて人こそ、是非、聴いてみていただきたいです。
普段のストーンズと違う分、「聴きやすい」「入りやすい」1枚だと思います。
長く付き合えるアルバムです。
(参考)
日本盤は、ボーナストラック「Black Limousine」収録。