この著者の漫画は初めて読みますが、絵柄といいストーリーといいハチャメチャな漫画です。アメリカ風のストリップ劇場が舞台で、ゾンビものです。

余りの打ち切りっぷりに、残念ながら一般の方にお勧めすることは出来ません。ほぼ序章で終了していますので。
残念ながら☆１を付けざるを得ないのが実情・・・。
個人的にはこの作者の作品は好きですので、いずれ続きが描かれることがあれば是非読んでみたいものです。

以前にぶんか社コミックスとして出たものと内容はまったく同じです。
書き下ろし、追加収録等はないので、旧版を持っている方は注意。
中身は文句なし、B級感たっぷりな三家本節炸裂の巨乳＆ゾンビマンガです。

　名作｢ゾンビ屋れい子｣でぶんか社の少女ホラー誌のエースだった作者が今は無き講談社の｢ヤングマガジンアッパーズ」で対象年齢層と登場人物の露出度と胸のサイズを上げて臨んだ意欲作、ぶんか社よりサイズを変えて再販です。

　職場で突如凶暴なゾンビの群れに襲われたストリッパー達の闘いがカラリとした残虐描写とお色気、スピーディーで容赦の無い展開で描かれた名作でしたが、なぜか中途で打ち切り、雑誌自体も休刊となりました。

　キャラが立った登場人物の中でも枕営業も辞さないストリップ小屋ナンバー･ワン・ダンサー黒井マリアは、｢エリートヤンキー三郎｣の河井星矢と並ぶ卑劣な個性が素晴らしく、諸事情が有るのでしょうが、続きが読めない不満は何ともしがたく、どこかの雑誌で再開して貰えない物でしょうか。

　後、題名が｢巨乳ゾンビ」ではなく「ドラゴン」なのは、多分カンフー映画を凝縮した様なＢ級で楽しい雰囲気を醸し出す為なのでしょうか。こちらの謎も解き明かされる事を祈っております。


　

なんで巨乳ドラゴンなの？
下手なエロ本より恥ずかしい・・・

だが、それがいい

悪趣味信奉者の紳士淑女の皆様へ送る最高のジャケ買い作品。
こんなコミックが本棚に鎮座しているインパクト。
訪ねてきた友人がソレを目にしたときのリアクション。

想像しただけでゾクゾクします。