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The Language Instinct: How the Mind Creates Language (P.S.)

価格: ¥1,410
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Harper Perennial Modern Classics
Amazon.co.jpで確認
難解な英文だった、が、読んでいて為になるし楽しい。 ★★★★★
Prefaceからユーモアのある言い回しに、英語力のない小生には先行きが危ぶまれたが、一文ずつ丁寧に読み解いていくと、まず、随所に「言語は本能によるものだ」という主張が背景にあって、認知科学者たちの考えを相対化する。さらに、我々が言うところの「想念」には「ことば」ではないけれども思考の言語がある、と説く。三歳児でも「頭のなかで」数をかぞえたり、ものを考えているらしい。

原書は2冊持っていますが、この新版には巻末に最新の研究成果の掲載が25ページほどあり、お得だ。これ以前の書籍は(同じHarper社のもので)紙質が厚めですので、書き込みができます。新版は紙が薄いのでアンダーラインがうらに写ります。

それにしてもNHK出版の翻訳『言語を生み出す本能』は、眉唾だ。原書と逐一照応しながら、(小生の読みに間違いはないかと)読みはしたものの、たとえば、先の「本能が優先する」という筆者の根本思想は、これまでの思想と根本的に異なるわけで、「くつがえされ方が衝撃的な」意味で訳し変えないと読者に伝わらないはずだが、あっさり「くつがえる」でおしまいだ。文法的な訳し間違えはなさそうですが、感動と面白さが果たして読む者に伝わるか。
言語は本能か? ★★★★☆
英語を教えている関係で、人はどうやって話せるようになるのか
興味があって、手にとった一冊。
でも、話はもっと、大きかった。人間の言語は本能なのか
という議論を熱く展開する(ほんとに熱いです)。
ちょっと、気おされる感じもありますが、とにかく
今まで知らなかった、言語ネタ満載で、ほぼ素人の私には
面白く読めました。ピンカーに全面的に賛成するかどうかは
べつとして、人間が話せることと、鳥が空を飛べること
を同列の問題として考えられるようにしてくれたのには
感謝です。
英語圏の著者なので、英語をベースとした議論が展開する
ところでは、英語がネイティブではない人間には、
たぶん著者が意図したのではない意味で、興味深い
指摘がいくつかあり、授業でネタにつかったりもできます。
英語と言語にちょっと興味がある方はぜひ。
私としては ★★★☆☆
この本は言語学の入門の方にはあまり向かないと思います。というのも、結構ピンカー自身の主観が強くてジェネラルな見識では書かれていないのです。ですから、初心者で且つ人の考えに感化されやすいタイプの方は何か他のもっとソフトでジェネラルなものでワンクッションおかれてからのほうがいいと思います。
反対に、既に自分自身の考えを少しでもお持ちの方が冷静な目で見る分には「こういう見方もあるのか~」と、ピンカー独自の角度から見ることができるので新たに得るものはあります。
言語の世界に触れる ★★★★★
非常に明解で言語と言うものに初めて触れる人でも読みやすく、それでいて詳しい人にとっては更に深くまで読み込むこともできる。
ある種入門書ともいえるし、また一方では更なる深みまで連れて行ってくれる手引書ともいえるような作品。
ピンカーの話の進め方がとても理解しやすいので、いとも簡単に「言語」という世界に入ることができる。

そういった意味では、「言語」と言うものに興味がわいた人が最初に読むのに最適といえるのではないだろうか。