今まで第７版を愛用しており、改訂版が出た際に、どうせ買うならデラックス版！ということで、第８版のデラックス版を手に入れました。判例の紹介が大幅に増えており、内容的には大満足です。また、デラックス版にのみついているインデックスも、とても引きやすいです。ただし、とても重い。 第７版はペーパーバックであり厚さもそこそこで、使い勝手という意味でも文句がなかったのですが。。。これは、第８版は大幅に内容が充実ということで、ある程度、致し方ないのでしょう。しかし、それでも、この第８版が、私の法律関係の仕事で使用する辞書のエース格となることは、間違いないでしょう。

知り合いから勧められて買ったのですが、私がオーダーしたのはPocket Editionの第2版。画面を見ているだけではわからなかったなぁ。。。中身が中途半端で、私の知りたい用語がヒットしません。
第7版があるので、そちらはまだよいかも知れません。Pocket Editionには気をつけましょう。

定義は極めて簡略で、正直にいって不足を感じます。もしも今まで法律を知る機会のない方が読まれたならば、何のことなのか分からないのではないのでしょうかと想像してしまいます。しかし、一般の英英辞典レベルの法律用語の定義集としては十分に信頼できます。著者の一人は大型のブラック・ロー・ディクショナリーの選者なので内容的にリンクしています。この用途をご自身で考えて使うならば、必ずや有益でしょう。特に、試験の前の暗記のまとめなど・・・。

私は従来、Black'sの短縮版（1991年 第６版）を使ってきたが、第７版 普通版（1999年 Bryan Garner編）が出た機会にこれを求めた。両者は同じ1891年のBlack's Law Dictionaryをベースとするが、編集者は異なる。なるほど掲出されていない項目はなく、説明は明快、実務で十分役に立つ。ただその説明が、どうもあっさりしている。短縮版の方が、むしろ詳しい場合がある。結局、私はこの両者を併用している。