インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

形式論理学―その展望と限界

価格: ¥2,940
カテゴリ: 単行本
ブランド: 産業図書
Amazon.co.jpで確認
【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:リチャード・ジェフリー/著 戸田山和久/訳 出版社名:産業図書 発行年月:1995年03月 関連キーワード:ケイシキ ロンリガク ソノ テンボウ ト ゲンカイ けいしき ろんりがく その てんぼう と げんかい、 サンギヨウ トシヨ サンギヨウトシヨ 2751 さんぎよう としよ さんぎようとしよ 2751、 サンギヨウ トシヨ サンギヨウトシヨ 2751 さんぎよう としよ さんぎようとしよ 2751 本書は、初心者向けに書かれた形式論理学書で、命題論理から、ゲーデルの不完全性定理やチャーチ=チューリングの定理等までを取り扱っている。本書の特徴は、真理の木の方法(タブローの方法)と呼ばれる、おどろくほどわかりやすい考え方に基づいており、この方法により、ほとんど寄り道せずに今世紀に展開した論理学の基礎を把握することができる。日本語版では、解答をさらにていねいに説明するなど、独習者にたいしても配慮している。また題材とし
正直、これでなくても良い入門書がいっぱいあるので ★★★☆☆
●名大の「論理学をつくる」がある今進んでひとさまに是非とは正直断言できません。述語論理学の途中までならあちらに一日の長があります。今更これ読まなくても向こうのほうがずっと行き届いてますからね。●ただ“=”と“関数”の導入された後の述語論理学でタブローの健全性及び完全性を証明しているのは本書とあと最近出たある本しかありません。なのでその1点に絞ればこれしかないという理由で一読することをお勧めします。ただ決して平易な解説ではありません。特に関数は例題も少なくちょっと飲み込みづらいです。●「論理学を〜」と重複するトピックの解説も一部こちらでは若干アプローチが異なる記述もあります。まあ参考に眺めてみてはいかがでしょう。数学の別解と同じでいろんな方法で解くのは理解に役立ちますから。ただやはり向こうより難しい。●向こうの著者とこちらの訳者は同じです。多分これの難解な部分に気が付いて「論理学を〜」著す気になったのでしょう。発想は良いのですがかなり惜しい本です。難しい。ほとんど向こうと内容は同じなのに。
タブロー法を知りたい方へ ★★★★☆
真理の木(タブロー法)による記号論理学の解説書です。
命題論理から始まり、述語論理、計算不可能性、決定不可能性、不完全性まで幅広いトピックをわかりやすく書いています。
タブロー法自体がとても理解しやすく、かつわかりやすいこともあって、述語論理までは難なく理解できます。
実は、本書の前に、スマリヤンの”FIRST-ORDER LOGIC”(これもタブロー法の解説書です)を読み、挫折した経験があります。
ですが、本書は様々な例が随所に挿入され、ゆったりとした書きぶりで、すらすらと読むことができました。

欠点とは言えませんが、コメントを2つ。
まず、「初心者向け」と謳っていますが、本当の初心者のための本ではありません。公理体系や自然演繹といった事項をすこしでも学んだ人向けの本だと思います。いわば初級者向けの本です。
次に、計算不可能性、決定不可能性、不完全性の章については、ページの都合もあるのでしょうが、足早に進みます。
そのため、どこかで理解に躓く可能性があり、その意味でも初心者向けではありません。

いずれにせよ、タブロー法を勉強されたい方にお勧めします。
また、計算不可能性や決定不可能性、不完全性についても、興味深く読むことができました。
良い本だと思います。

知的好奇心をくすぐり、飽きさせない論理学入門の好著 ★★★★★
原題は Formal Logic - its scope and limits で scope は20世紀のコンピューター科学のバックグラウンドであるチューリングマシーン・モデルにまで成熟した記号論理学の体系の理解を与えるという意味で、limits はその限界、端的に言えばゲーデルの不完全性定理という高度な話題まで扱うということ。それにも関わらず、この本は初心者向けの入門書で、理解のための図が豊富であり「真理の木」という論理の流れを追ったり、判定するのに有用な方法を紹介し、その習得を目指している。日本人の手による論理学書にありがちな無味乾燥、箇条書的なものでなく、洋書らしく非常に丁寧でゆったりとした記述に好感が持てる。日常の会話などを論理記号に翻訳し「真理の木」を用い、妥当性を吟味する訓練を経て、寄り道せずチャーチ・チューリングの定理、ゲーデルの不完全性定理に進み、読者の知的好奇心をくすぐり、学習を飽きさせない論理学入門の好著だと言える。