欠点とは言えませんが、コメントを2つ。
まず、「初心者向け」と謳っていますが、本当の初心者のための本ではありません。公理体系や自然演繹といった事項をすこしでも学んだ人向けの本だと思います。いわば初級者向けの本です。
次に、計算不可能性、決定不可能性、不完全性の章については、ページの都合もあるのでしょうが、足早に進みます。
そのため、どこかで理解に躓く可能性があり、その意味でも初心者向けではありません。
いずれにせよ、タブロー法を勉強されたい方にお勧めします。
また、計算不可能性や決定不可能性、不完全性についても、興味深く読むことができました。
良い本だと思います。