突如Princessとしての日々が始まった14歳の日記
★★★★★
Macmillan ReadersのLevel 3(1,100語レベル)
語数 15,000 YL 3.8
ニューヨークで暮らす14歳の主人公Miaは、お母さんとネコと一緒に
アパートに住み、ごくごく普通の生活を送っていました。
学校でも決して目立つ方ではなく、学校の人気者からは煙たがられる
存在でした。ただ、Lillyという仲のいい友達もいて、苦手な代数の
勉強を教えてもらっていました。
そんなMiaに突如として転機がやってきます。それは、お父さんが
ニューヨークにやってきて、一緒に高級ホテルで食事をとっていた
時のこと。お父さんから、「実はMiaは、GenoviaのPrincessである」
と告げられます。その突然の告白による混乱と、今まで秘密にされて
きたことへの怒りを持ちながら、望んでもいないPrincessとしての
事実を受け入れるしかありませんでした。
後日、非常に個性の強いおばあちゃん(Grandmere)からは、Princess
らしい格好をするように、美容院やら服屋やらに連れて行かれます…。
Miaは誰にもこの事実を言わなかったのですが、ある日、記事として
スクープされてしまいます!誰が一体漏らしたのでしょうか?
この日以来、学校の周りの反応も面白いように変わります…。
こんなMiaの生活や友情や恋愛などの日常生活を、日記として綴った
体裁になっています。MMRのLevel3にしては、文字は小さく、分量は
かなりありますが、英文自体は読みやすく、おばあちゃんを始め、
登場人物の個性にも惹かれながら、非常に楽しく読めます。