Princess Miaに新しい兄弟ができます
★★★★★
Macmillan ReadersのLevel 3(1,100語レベル)
語数 15,000 YL 3.7
『The Princess Diaries』(MMR)の続編です。前作同様、Miaの日記と
いうかたちで綴られているリトールド版です。
主人公MiaがヨーロッパのGenoviaという国のPrincessだということが
告げられて、学校生活やおばあちゃん(Grandmere)からの厳しい授業
を教わる毎日を過ごしていた時のこと。
Miaのお母さんが、付き合っているMiaの代数の先生Mr Gianiniとの間に
子供ができたことが分かるところから話がスタートします。Miaもお母さん
もこのことを、お父さん(Philippe)やおばあちゃんには怖くて伝えること
ができないままでした。
そんな時、おばあちゃんがアメリカの人気インタビュー番組にMiaを出演
させることを勝手に決めてきてしまいました。当然Miaも嫌がりますが、
おばあちゃんにごり押しされ、テレビに出た時に、ついお母さんとMr Gianini
の子供の話をしてしまいました…。さあ、それを聞いたおばあちゃんは
どんな反応をするのでしょうか…?
またそれと並行して、Miaは生まれて初めてラブレターをもらいます。
しかし差出人の名前は書かれていませんでした。
電子メールでもやはり、"JoCrox"という宛先からラブレターが届くように
なります。Miaは、自分が想いを寄せているMichaelからの手紙であること
を祈りますが…。果たして誰からのメールなのでしょうか…?
Miaに新しく兄弟ができるという話とそれに関連した周りの対応と、Miaに
ラブレターを送り続ける人の話が中心ながら、今回初めて登場するMiaの
いとこであるHankやMiaの親友のLilyの話も出てきます。
前回同様、英文量は多いものの、英語自体は易しく、日記調に書かれている
ので、内容に入りながらスラスラと読める本です。